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【SBS杯】コロンビアに一矢報いる鮮烈弾!「前半はみんなビビってた」U-18日本代表MF小田裕太郎の姿勢からチームが得たもの

8/12(月) 7:19配信

SOCCER DIGEST Web

小田は「やれた部分の方が多かった」と自信をのぞかせる

 1997年から続く日本で最も歴史のあるユース年代の国際大会、SBS杯が今年も行なわれた。8月11日の大会最終日に2連勝中のU-18日本代表は、1勝1分のU-18コロンビア代表と対戦し、1-3の敗戦を喫し、2位でフィニッシュ。このゲームに勝てば優勝だっただけに悔やまれるラストゲームとなった。
 
 前半は「相手への恐れがあった」と影山雅永監督が語るように、コロンビアの選手の身体能力の高さに圧倒され、攻守両面で消極的なプレーが目立ち、早々に2ゴールを許してしまった。しかし、後半に入ると流れは逆転。前半が嘘のように相手への素早いプレスでボールを奪うと、積極的にボールを前へと運び、何度も決定機を作った。
 
 立て直した後半でとくに存在感を発揮していたのが、MF小田裕太郎(神戸U-18)。左サイドから果敢に鋭いドリブルで仕掛けて相手DFを翻弄した。
 
「前半はみんなビビってプレーしてて、『コロンビア凄い』みたいになってましたけど、僕はベンチから見てて、ただ自分たちが自信もっていないだけで、もったいないなと思ってました。いざ入ってみて、やれた部分の方が多かったですし、そんなに敵わない相手じゃなかった」
 
 ハーフタイムから投入された小田は、敵陣深くでのカットインから再三好機を演出。クロスバー直撃の惜しいシュートを放つなど、観客を沸かせた。44分には、CKのクロスをニアで収めたFW櫻川ソロモンの落としを受けると、狙いすましたシュートを逆サイドのネットに突き刺し、コロンビアに一矢報いる得点を挙げた。
 
「(得点シーンは)ソロモンが良いパスを出してくれたんで、あとはコースを狙うだけでした。カットインのイメージは常に持っているんで、自分のなかでひとつ形になりつつあるんじゃないかと思います。ただ最後の部分でバーに当てたりっていう部分があったんで、そこを決め切れたら最高でしたけど…」
 
 試合序盤の出来があまり良くなかっただけに、コロンビアを相手に臆することなく、積極的に仕掛け続けた小田の姿勢は、チーム全体のスイッチを入れるきっかけにもなった。ハーフタイムには「こんなんにビビってたら世界と戦っていけない」と影山監督に喝を入れられたというU-18日本代表の面々。

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 2021年U-20W杯に向けてのスタートにもなった今大会。選手にとっても収穫の多い大会になったはずだ。
 
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

最終更新:8/12(月) 7:20
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