ここから本文です

れいわ新選組は立民へのアンチテーゼ、N国は自民へのパロディーだ/倉山 満

8/12(月) 8:31配信

週刊SPA!

N国が気に入らないなら、堂々と公開討論で叩き潰せばよい

 安倍自公連立政権は維新を足しても改憲発議に必要な3分の2に、4議席足りない。そこでN国にも食指を伸ばしたが、立花代表は「スクランブル放送に同意してくれるなら改憲に賛成する」と応じた。当然だろう。

「ワンイシュー政党」と小馬鹿にする向きもあるが、政党が最も大事な一つの政策にこだわるのは当然だ。かつて自民党は「日米安保体制と資本主義経済に賛成さえすれば自由」と言われたが、今やその二つとも共通の政策ではない。

 N国が自民党のパロディーである所以である。ただし、立花代表は意図的に演じている。本物のバカは、バカを演じることはできない。

 さて、当のNHKは立花氏を完全無視しようとしている。「5人の議員がいない政党は、討論に出さない」と、よくわからない内規を盾にして。その一方、「不当な発言には屈しない」と幹部自ら発信するのみならず、与党の政治家にも同様の発言をさせている。

 それほどN国が気に入らないなら、堂々と公開討論で叩き潰せばよいではないか。

 老害とは何か? 堂々と表の討論で決着を付けず、自分は安全地帯で裏工作をする輩のことである。

 老害駆逐が求められている。

【倉山 満】
憲政史研究家 ’73年、香川県生まれ。’96年中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤職員として、’15年まで同大学で日本国憲法を教える。’12年、希望日本研究所所長を務める。同年、コンテンツ配信サービス「倉山塾」を開講、翌年には「チャンネルくらら」を開局し、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交について積極的に言論活動を展開。ベストセラーになった『嘘だらけシリーズ』など著書多数

日刊SPA!

3/3ページ

最終更新:8/12(月) 8:31
週刊SPA!

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事