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回転寿司マジック マグロ含有量1%に満たないネギトロのカラクリ

8/13(火) 15:00配信

マネーポストWEB

 つまり、店舗のメニューでは、比較的安価なキハダマグロもメバチマグロも、一緒くたにマグロとして表記しても問題はないということになる。『ネギトロ』『ネギマグロ』は商品名マジックの代表例と指摘する声もある。

「マグロの種類が明記されていない上、安価なほかの魚肉で作られているものもあります。なかには、マグロ含有量が1%に満たないネギトロを出している店も少なくない。そもそも、魚の“トロ”の油は使っておらず、植物性油を混ぜて作っているネギトロが多いんです。だから、ネギトロの加工工場が沿岸部ではなく内陸に多いのも納得できます」(外食業界紙記者)

「黒トリ貝」と「白トリ貝」、どちらが本物か

 提供側に悪意はなくとも、消費者が勘違いしうる商品もある。外食業界紙記者が続ける。

「本来『ミル貝』はミルクイ(ミルガイ、バカガイ科)という貝なのですが、漁獲量が減少したため、色の白いナミガイ(キヌマトイガイ科)が『白ミル』として広く出回りました。現在は多くの人に周知され、シロミルが別名にもなっている。現在では、ミルクイを『本ミル』、ナミガイを『白ミル』と呼び分けています」

 さて、ここで問題です。「黒トリ貝」と「白トリ貝」は、どちらが本物でしょうか。回転ずし店の商品担当者が明かす。

「両方とも似たような二枚貝ですが、『白トリ貝』は、エゾイシカゲガイという貝で、石垣貝とも呼ばれます。昔からトリ貝と呼ばれている“本物”は、白トリ貝と区別するために、近年から『黒トリ貝』と呼ばれるようになりました」

 夏休み真っ盛り、家族で回転ずし店を訪れる機会も多くなる。レーンに流れる1皿1皿を、じっくり吟味してみてはいかがだろうか。

※女性セブン2019年8月22・29日号

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最終更新:8/13(火) 15:00
マネーポストWEB

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