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サンリオエンターテイメント新社長、キャラクタービジネスの可能性を追及「社会に必要とされる役割がある」

8/13(火) 7:10配信

コンフィデンス

■アーティストとのコラボによる新たな挑戦を仕掛けていく

――6月28日からはサンリオエンターテイメントの代表取締役社長に昇任し、ピューロランド館長を兼任しながらの舵取りに。館長就任当時「今日から皆さんのお母さんになります」と社員に向かって話したエピソードをお持ちですが、そのスタンスは変わらずですか?
【小巻亜矢】私は麓から社員を支えていくタイプのリーダーだと思っています。それを説明せずに、唐突に「お母さんになる」と話したときは正直、ドン引きされました(笑)。これからもサーバントリーダーシップ型で進めながら、業績を上げていくことはもちろんのこと、どのように判断し、何を実行すべきか、経営者として責任が問われていくことになります。ピューロランドに関しては屋内型ですから、動員規模に限りはあります。一方、大分県のハーモニーランドは屋外型。動員数の天井は高くも、天候等の影響を受けやすい面もあります。こうしたことを踏まえ、時代を読みながら、具体策を1つひとつ実行すべきだと思っています。また、今考えていることの1つに安全対策があります。人が集まる場所ですから、盤石な安全体制は求められるところです。そのやり方を、必ずサービスやエンタテインメントに結びつけるかたちに着地させていきたい。AIなど最新テクノロジーの導入も考えていきたいと思っています。1つのテーマパークができることは限られるかもしれませんが、エンタテインメントと社会的な存在意義の両面を追求していき、必要とされるテーマパークをめざしていきます。

――アーティストとの異色コラボ企画は、関係者からも注目されています。今後も積極的に展開されていくのでしょうか?
【小巻亜矢】もちろんです。おかげさまで多方面からアプローチをいただけるにようにもなったので、単発のステージイベントもいろいろとチャレンジしていきたいです。アーティストの方からよくおっしゃっていただけるのが、お客様との距離感が近いということ。パフォーマンスへの反応が手に取るように伝わるようです。そして、グッズがよく売れます。ヤバイTシャツ屋さんとの「みんなのたあ坊」「シナモロール」らのコラボグッズはあっという間に完売となり、たくさんのファンの方から感謝のツイートをいただきました。こうした反響は、物販やステージ設営のノウハウを積み上げてきた結果と分析しています。このノウハウもやがては1つのビジネスモデルになるかもしれません。ピューロランドは来年12月に30周年を迎えますが、お客様によろこばれて、アーティストの方にとってもここでやることのメリットがある企画をこれからもどんどん仕掛けていきます。
(文/長谷川朋子)

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最終更新:8/13(火) 19:03
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