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【海外試乗】新型マツダ6、2.5リッターターボの力強い走りは大排気量NAのごとく

8/13(火) 10:00配信

Auto Messe Web

数値だけでは判断できない余裕ある出力特性

「アテンザ」改め「マツダ6」として新たにスタートした、マツダのフラッグシップセダン。最大のハイライトといえるのが、新たに追加された2.5リッターのターボエンジンだ。その走りは、言うなれば大排気量自然吸気エンジンのよう……。とはいえ、日本では試乗できる車両がないので、今回は先行発売されている北米仕様のインプレッションをお届けしたい。

日本仕様とは異なるマツダ6のメーター表示【画像】

 ご存知の通り、「アテンザ」は日本国内に限った車名であり、北米はもちろん、欧州やオセアニアでもアテンザ初代モデル時代から「マツダ6」と呼ばれている。北米仕様は2017年11月にフェイスリフトが発表されて最新のデザインとなり、2018年から販売開始。日本仕様と大きく異なるのは、このフェイスリフトモデルには当初からターボエンジンが搭載されていたことだ。

「SKYACTIV-G 2.5T」と呼ぶエンジンは、SKYACTIV-Gシリーズ初のターボエンジン(日本では2018年秋からCX-5に搭載)。日本仕様は230psで、北米仕様のデータをみるとオクタン価87のレギュラーガソリン使用時では227hp(230ps)に留まるものの、オクタン価93のハイオクガソリン使用時は250hp(254ps)というスペックだ。

 正直なところ「なんだか物足りない」と感じた人も少なくないだろう。私だってそう、排気量が500cc少ない2リッターのターボエンジンを積むSUBARUのレヴォーグやWRX S4は300psを発生。ホンダ・シビックType Rは320ps、そしてたっぷりコストがかかっているとはいえ、メルセデスAMGが新しいA45に搭載するクラス最強の2リッターターボエンジンは427psを誇るのだから。そんなハイパワーな小排気量ターボエンジンが幅を利かせる時代に、“たった230ps”なのだから、そう感じるのは無理もない。

 しかし、乗ってみるとマツダの狙いはすぐに理解できた。低回転域から太いトルクを発生し、エンジン回転数を上げなくてもグイグイと車体加速させていく味付けなのだ。それはあたかも大排気量の自然吸気エンジンのよう、と言っていい。エンジン回転でパワーを稼ぐ味付けの小排気量ターボと真逆の味付けなのだ。

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最終更新:8/13(火) 10:00
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