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【ロータリーマニア 05】1981年デイトナ24時間レース優勝車を再現、初代サバンナRX-7(後編)

8/13(火) 18:30配信

Webモーターマガジン

後期型をベースにテールまわりも当時の仕様に変更

SKYACTIVテクノロジーと魂動デザインで新たなファンを獲得している近年のマツダ。一方で、世界で唯一量産に成功したロータリーエンジンとその搭載車に今でもただならぬ愛情を注ぐ人たちがいる。そんなオーナーと貴重な愛車を連続でご紹介! 本日は前回に引き続きデイトナ24時間仕様(今回は1981年仕様)を紹介しよう。(取材・文:増田 満/写真:伊藤嘉啓)

【写真】エンジンやインパネ、ベースモデルなどをもっと見る

サバンナRX-7の初代SA22Cがデイトナ24時間レースで大活躍した理由として、小さくコンパクトなボディとロータリーエンジンの組み合わせが挙げられる。ベース車のボディ全長は4285mmでしかなく、全幅も1675mmしかない。だから車両重量は1トンを少々超えるわずか1005kgだ。そこに573cc×2の12A型ロータリーエンジンが載っているのだから遅いわけがない。

SA22C時代の12A型は130psの最高出力となっていたが、1983年のマイナーチェンジで追加されたターボモデルでは165psにまで出力アップを果たした。まさにピュアスポーツカーに相応しい動力性能だったと言える。その後期ターボモデルをベースに、1981年のデイトナ24時間レース仕様車を再現したのが、このクルマだ。

基本的なボディワークは前回紹介した赤いデイトナ24時間レース2位入賞車と同じ仕様だ。デイトナ用と呼ばれる社外オーバーフェンダーやフロント・リアのスポイラーを装備して、カラーリングを再現している。前回紹介したクルマと同じく後期モデルのターボ車をベースにしているものの、バンパーなどのパーツは前期モデルから移植して、1981年のデイトナ参戦時と同じボディを再現しているところもこだわりだ。

このクルマも連載の第2回と3回目に登場したサバンナRX-3オーナーである成田秀喜さんが製作したもの。赤いRX-7と同じように当初は成田さん自らステアリングを握って楽しんでいたが、RX-3と同時にサーキットが走れるよう友人に託している。その友人が元吉和洋さん。サーキットでマツダ車関連のイベントがあるときは、成田さん始め友人たちとRX-3、RX-7混成部隊で走行するのだ。

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最終更新:8/13(火) 18:30
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