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日本の不動産投資が「苦労のわりに魅力がない」といえるワケ

8/13(火) 13:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

アメリカ不動産投資の魅力というと、「キャッシュフロー」を最大化できる点があげられるでしょう。そのためには、国内不動産投資と同様に、物件の価値を見極める「目利き」が必要となります。そこで重要となるのが、物件を正しく目利きする「アメリカ人の目」を持つことです。本記事では、書籍『日本人が絶対に知らない アメリカ不動産投資の話』より一部を抜粋し、日本の不動産投資の現状について見ていきます。

地震、火災…避けられない「災害リスク」

「なぜ、わざわざアメリカの不動産を買うのか?」「賃貸不動産に投資をした方がいいというのはわかる。しかし、どうしてわざわざアメリカの、それもダラスだの、アトランタだの、行ったこともないようなところの不動産を買わなければならないんだ?」

そのようにおっしゃる投資家が、まれにいます。「日本に住んでいるのだから、日本の不動産を買えばいいじゃないか」、これは一見もっともな意見です。

では、なぜ日本ではなく、アメリカの不動産なのか。これには、大きく分けて二つの答えがあると私は思っています。

一つ目の答えは、「日本での賃貸不動産投資は、苦労の割に魅力がない」ということです。これは、不動産会社に勤務する立場からの答えではありません。自分自身の資金で、実際に日本の不動産とアメリカ不動産の両方に投資をした私の経験から得た、正直な実感です。

アメリカ不動産の説明に入る前段として、私には「持っていても夢が乏しい」と感じられる日本の不動産投資の現状について確認していきましょう。

2018年9月6日に北海道で最大震度7を記録した大地震、北海道胆振東部地震がありました(被災された方には、心よりお見舞い申し上げます)。その日、いつものように朝6時に起床し、テレビニュースで地震を知った私は、青ざめました。なぜなら、私は東京在住ですが、札幌の清田区に賃貸アパートを所有していたからです。

すぐに管理会社に連絡をしましたが、朝6時では当然応答はありません。鉛のように重い不安を抱えたまま、通勤電車に乗り込んだことをよく覚えています。その後、報道をチェックすると、清田区ではいわゆる「地面の液状化現象」が発生し、道路が波打ったり、陥没したりする被害も出ていることがわかりました。直接の地震の揺れはさほど強くなくても、地盤が緩い地域では、このような被害が出ることは、2011年の東日本大震災でも見られた現象です。地盤が液状化してしまっては、その上の建物も、倒壊はしないまでも、傾いたりする大きな被害からは免れません。

なんとか管理会社と連絡が取れて、調べてもらったところ、私の所有物件は大きな被害を受けていませんでした。そのとき、つくづく「日本での不動産投資って怖いな」と実感しました。もちろん、火災保険や地震保険には加入しています。

しかし実際に建物が被害にあっていたら、その後の対応などに、大きな手間と費用がかかっていたはずです。本業を持つ私にとって、そのような事態は心労以外のなにものでもありません。

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最終更新:8/13(火) 13:00
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