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Koki,がたたかれる理由 明暗分かれる2世芸能人たち〈週刊朝日〉

8/15(木) 11:30配信

AERA dot.

 昨年、15歳で「エル・ジャポン」誌の表紙を飾り、華々しいデビューを飾った、木村拓哉と工藤静香の次女「Koki,」。その後もCM出演したり、作曲家として楽曲を提供したりと、スターの両親から受け継いだDNAを存分に生かしているかのよう。だが、親の七光り×2の“十四光り”には反発も。七光りと呼ばれるかどうかは、親の評判や仕事にも左右されやすいようだ。

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「お母さんの色がステージママ的に出すぎているところが、マイナスに作用している印象です」

 Koki,について、芸能評論家の三杉武さんはそう話す。

「佐藤浩市さんや中井貴一さん、船越英一郎さんといった、2世で活躍されている芸能人も昔からたくさんいますが、実力が認められれば親の七光りだと言われなくなります。安藤サクラさんは、その成功例ですね。Koki,さんもお母さんの影を感じさせないような活躍ができればいいですよね」(三杉さん)

 一方、親と違うジャンルで活躍しているケースは七光りを感じにくいという。たとえば、解散した「THE BOOM」のボーカル宮沢和史の長男・宮沢氷魚(ひお)は、俳優やモデル、タレントと幅広く活動しており、ロックバンド「OKAMOTO’S」のベーシストとして注目されているハマ・オカモトは、お笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功の長男だ。

「森進一さんの長男で『ONE OK ROCK』のボーカルTakaさんも歌っているジャンルが違うので、比較されにくいですね。本木雅弘さんの長男のUTAさんは、海外を拠点に活動していて、親の影は感じられません」(三杉さん)

 ある放送作家は言う。

「2世が受け入れられるかどうかは、親の好感度が高いかどうかに左右されることもあります。ネットやSNSが発達して、その傾向はより敏感に、より強くなりました。Koki,さんは両親とも、ファンがたくさんいると同時に、アンチもたくさん存在するような人。実際の彼女がどんな子なのか知らないのにアンチになったり、『ごり押し』と言われたりする現象も起こってしまいます」

 見逃せないのが、桑田真澄の次男でタレントのMattだ。美意識が高く、メイクなどの研究に余念がない面が、いま新しいキャラとしてウケている。前出の放送作家は言う。

「“野球一筋だったあの桑田さんの次男が!?”という部分が、おもしろさを増幅させています。桑田さんの長年の活躍が、ある意味20年以上かけた壮大なフリとなっている部分もありますね(笑)」

 とはいえ、今や「七光り」タレントの大先輩である長嶋一茂、石原良純が引っ張りだこの状態。令和世代の2世では、誰が主役となるのだろうか。(本誌・太田サトル)

※週刊朝日  2019年8月16日‐23日合併号

最終更新:8/15(木) 12:16
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