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【昭和の名車 56】三菱 ランサー セレステ 1600GSRは、ランサー譲りの卓越した足にハッチバックの実用性を持つ

8/14(水) 6:30配信

Webモーターマガジン

三菱 ランサー セレステ 1600GSR:昭和50年(1975年)3月発売

昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は昭和50年発売の三菱 ランサー セレステだ。

【写真】リアビューやインパネ、エンジンなどを見る

セレステはランサーのメカニカルコンポーネンツを使ったファストバックのパーソナルクーペである。ギャランFTOに変わるクーペモデルとして昭和50年(1975年)3月に登場した。

正式な車名はランサー セレステで、セレステとはラテン語で「青い空」を意味する。低公害時代ならではのネーミングといえるだろう。

ロングノーズのクリーンエアロ スタイルと呼ばれるボディは、直線基調のシャープなラインで構成され、リアにはハッチゲートを装備している。リアクオーターピラーのルーバーはシースルーのスクープウインドーになっていて、これもひとつの売りだった。

エンジンは1400と1600があり、1400には4G33型4気筒OHC(92ps/12.5kgm)が搭載された。1600は4G32型と低公害MCA-IIBシステムを採用したG32A型の2種があり、最強モデルのGSR用は、2バレルツインキャブで、最高出力は110ps/6700rpm、最大トルクは14.2kgm/4800rpmを発生した。5速MTを介して、最高速度は170km/h(推定)をマークするなど、走りの実力も兄弟車のランサーに勝るとも劣らないものだった。

セレステは三菱初のスペシャリティクーペの普及版と言われたが、1400/1600それぞれに4つ、計8種類のグレードがラインアップされ、初年度の年間販売台数は2万2000台以上をマークした。

1976年11月のマイナーチェンジでリアランプが横一直線のデザインとなり1600GTが追加されたが、1977年6月にこのGTに“システム80”というモデルが加えられた。これはその後のスペシャリティモデルによく見られたように、豪華なオーディオシステムが売りだった。

1978年2月には丸形ヘッドライトを角形に改め、1400はオリオンエンジンに換装されたが、人気は今ひとつだった。そして1979年6月には排気量をアップした2000GTを投入する。G52B型エンジンは最高出力105ps/5400rpm、最大トルク16.5kgm/3500rpmの性能で、ブレーキも4輪ディスクを奢った。

ランサー譲りの卓越したフットワークを備えたパーソナルクーペがセレステだ。

三菱 ランサー セレステ 1600GSR 主要諸元

・全長×全幅×全高:4115×1610×1340mm
・ホイールベース:2340mm
・車両重量:910kg
・エンジン型式/種類:4G32型/直4SOHC
・排気量:1597cc
・最高出力:110ps/6700rpm
・最大トルク:14.2kgm/4800rpm
・トランスミッション:5速MT
・タイヤサイズ:175/70HR13
・車両価格:96万7000円

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最終更新:8/14(水) 6:30
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