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【最新SUV事情その2】完全自動運転を見据えたテスラ モデルX。高いスポーツ性能も魅力

8/14(水) 19:30配信

Webモーターマガジン

EVとしての効率がさらに高まった

このところワールドワイドで益々活況を呈するSUVマーケット。そこでいま注目すべきSUVを国産・輸入車問わずピックアップ。SUVの「今」を探って行こう。第2回は「テスラ モデルX」だ。

【写真】一度は見ておきたいインパネやシートなどを確認する

2016年に日本初上陸したフルバッテリー電気自動車(BEV)テスラモデルXは、「最も安全で、速く、高機能なSUV」を目指して開発された。その言葉通り、SUVとして初めて全カテゴリーとサブカテゴリーで5つ星評価を獲得した安全性、最速2.9秒で100km/hに到達する動力性能、ほとんどの状況下で作動する将来の完全自動運転に対応するハードウエアの搭載など、どの分野でも世界のトップレベルをクリアしていることに驚かされる。

全長5037×全幅2070×全高1684mmという大柄ボディながら、洗練された空力性能でSUVながらCd値0.25という良好な数値を実現。これが航続距離を505kmに延ばす要因のひとつとなっている。

2018年にはモーター、駆動系の見直しで効率を93%以上高め、車両のバッテリーサイズを大きくせずに航続距離の10%延長を実現している。同時に充電時間を短縮する改良も実施された。

エクステリアでは、リアシートへのアクセスを容易にするため開発されたファルコンウイングドアの採用が最大の見所だ。ルーフ中央のヒンジを基点に左右に開くのはガルウイングと同じだが、ルーフとウインドーの境にヒンジを設け、ドア中央を折りたたむ機能を付加したのが決定的な差で、これにより壁との間に約28cmの隙間があれば開閉できるという、スライドドアを上回る機能性を実現している。

5人から7人乗りまで対応可能

一方、カメラやセンサーで検知した周囲の状況を画面中央に表示するフル液晶タイプのメーターパネルや、中央に巨大な17インチタッチスクリーンを配し、物理的なスイッチを極力減らしたセンターコンソールなどの未来的インターフェースは、今やテスラの個性となった。

3列シートの設定もSUVのモデルXの特徴で、定員5人(2列)、定員6人(3列)のほか、オプションで2列目を3人乗車にした7人乗りも用意している。あわせて多人数移動に対応してクラス最大レベルとなる2180Lの収納スペースを確保。ボンネット下に187Lのスペースが設けられたのもEVならではのメリットだ。

262ps/330Nmと510ps/660Nmという出力が異なる2種の仕様を有するモデルX(4WD)は、将来の完全自動運転に対応する「オートパイロット」機能も装備。360度を見渡す8台のサラウンドカメラや障害物を検知する12個の超音波センサー、フォワードフェーシングレーダーがモデルXの安全性を高めている。モデルXがモデルSやモデル3と並び、もっとも完全自動運転に近いクルマといわれている由縁だ。

テスラ モデルX パフォーマンス 主要諸元

・全長×全幅×全高=5037×2070×1684mm
・ホイールベース=2965mm
・車両重量=2572kg
・フロントモーター=AC同期モーター
・最高出力=262ps
・最大トルク=330Nm
・リアモーター=ACインダクションモーター
・最高出力=510ps
・最大トルク=660Nm
・駆動方式=4WD
・車両価格(税込)=1127万円

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最終更新:8/14(水) 19:30
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