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夜行性ベビーに要注意!0歳でつけたい「睡眠のリズム」

8/14(水) 8:05配信

たまひよONLINE

日本の赤ちゃんは、世界でいちばん睡眠が不足していることをご存知ですか?  赤ちゃんの成長に欠かせない睡眠リズムはどうすれば整うのか、瀬川記念小児神経学クリニック理事長の星野恭子先生が解説します。

1歳までの睡眠リズムが、すこやかな成長のカギ

みなさん、お子さんを何時に起こしていますか? 月齢によりますが、生後3~4ヶ月以降の赤ちゃんなら、朝8時でも遅いくらいです。
 
赤ちゃんは生後4カ月くらいで、だんだん1日24時間の地球のリズムに合わせて体内時計が整ってきます。「赤ちゃんを朝早く起こすのはかわいそうなので、自分で起きるまでぐっすり寝かせてあげよう」ではなく、なるべく朝早く起こしてあげましょう。人間は昼起きて活動する「昼行性」であり、脳と体の発達は、太陽に合わせて起きることから始まります。
 
生後6ヶ月の赤ちゃんの平均睡眠時間は、夜は11時間、昼は3時間15分。お昼寝の目安は2~3回です。お昼寝の時間が多すぎると夜眠れなくなりますので、たとえば7時に起きて20時に寝るとしたら、午前中と午後の2回くらいのお昼寝になりますね。たまに夕方寝ることもあるかと思います。
 
夜寝る前、どんなにすばらしい子守歌やお話を聞いても、昼寝が長すぎると、子どもはなかなか寝てくれません。睡眠リズムが狂うと心身の発達に影響を及ぼし、思春期近くになると睡眠リズムを変えるのはとても難しくなります。1歳までの時期が、睡眠と生活リズムを整えるのに最も大事な時期だと考えています。

夜行性ベビーに要注意!発達に問題が生じるリスクが。

世界中の赤ちゃんのうち、いちばん寝ていないのは日本の赤ちゃんだというデータがあります。夜通し働く人が多い日本人は、全体的に睡眠不足で生活リズムが不規則な国です。近年はだんだん改善されてきましたが、2000年頃までは夜10時以降に寝る3歳児の割合が6割に達していました。
 
赤ちゃんが夜行性になると、指さしができなくなる、喃語が少なくなるなどコミュニケーションの発達に問題が生じるリスクが高くなります。
たとえば、ある1歳8ヶ月のお子さんは毎晩夜中の2時に寝ており、怒りっぽくて運動発達に問題があったのですが、早寝早起きをしてもらって睡眠リズムを整えたところ、機嫌もすっかり直り、運動もあっというまに追いつきました。

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最終更新:8/14(水) 8:05
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