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我が子が「いじめの加害者」に? 親に求められる教育方法とは

8/14(水) 8:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

「アンパンマンのアンパンチは暴力的ではないか?」という議論が、つい先日ネットで話題になりました。幼児が暴力的になることを恐れた親の意見に、過剰すぎるとの声も高まっていますが、その一方で、子どもたちがテレビやYouTubeから影響を受けるのは、紛れもない事実です。「いじめっ子」にならないために、親に求められていることとは一体なんでしょうか。幼児教育実践研究所こぐま会代表・久野泰可氏の書籍『子どもが賢くなる75の方法』より一部を抜粋し、解説します。

子どもは「メディア」から流れでた言葉を聞く

コミュニケーションの基本は、言うまでもなく「言葉」です。多くの大人は言葉に対して「いつの間にか、自然に覚えていくもの」と思っていて、「子どもが言葉を獲得すること」についてあまり深く考えていないのではないでしょうか。

子どもは1歳半くさいから急速に言葉を獲得し始めます。この時期の子どもは、さまざまな経験を通じて言葉を覚え、少しずつ使いこなすようになります。

このときに重要なのは、「子どもがどんな経験をして、どんな言葉を獲得していくか」に尽きます。

今、子どもの耳にはさまざまな「言葉」が飛び込んできます。その多くは、残念ながら実際にその場にいる人が発するものではなく、テレビやDVDなどのメディアではないでしょうか。その結果、幼いのに大人びた言葉づかいをしたり、難しい言葉を知っている子どもに会うことがあります。

しかし、たとえば「川」という言葉も、実際に川に入って流れに足を取られないよう踏ん張った経験や、葉っぱなどを流してその速さに驚いたことがある子どもと、川の実体験をしたことのない子どもでは、言葉からくるイメージに大きな違いがあります。

あるいは、親が早朝出勤や深夜帰宅などで「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を言う機会がない子どもは、「おかえり」と言いながら家に帰ってくるなど、言葉の使い方を間違えている例がよく見られます。

このように、「単に言葉を知っている」ことよりも、「どんなときに使うのか」「その言葉が表現しているのはどのようなことか」をさまざまな体験を通して身につけ、使いこなせるようになることが、幼児期はとても重要です。

そのためには、日常生活でさまざまな場面を経験して言葉を使うだけでなく、できるだけさまざまな場所に行き、普段ではできない体験をさせることが、生き生きとした言葉を使いこなせるようになるために欠かせないのです。

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最終更新:8/14(水) 8:00
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