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汗をかかない人の汗は、「ベタベタで臭い」

8/15(木) 18:03配信

エイ出版社

夏は汗っかきの人にとってはツラい季節。服にできる汗ジミや、髪が汗で濡れてしまうなど、見た目の悪さも気になるところです。しかし、じつは汗っかきの人の汗ほうが、熱中症になりにくいうえ、汗も清潔なのです。

汗をかきにくい人は、汗腺の数が減少してしまっている可能性大。日頃、運動不足だったり、1日のほとんどをエアコンのきいた部屋で過ごしているなど、汗をかく機会が極端に少ない生活を続けていると、汗腺の数が減少したり、休眠してしまうからです。

質の悪い汗は、ベタつきや臭いにあらわれる

汗腺は汗とともに排出されるさまざまな成分を再吸収して血液に戻す働きがあります。この再吸収がスムーズに行われていれば、汗には水分以外の成分はほとんど含まれないため、臭いやベタつきが少なく、小粒で乾きやすい汗となります。

いっぽう、汗腺が減少すると汗の成分の再吸収機能が大幅に低下し、汗は大粒になります。大粒の汗には、たくさんのミネラル分などが含まれるため、いつまでも皮膚表面に残ります。結果、細菌が繁殖しやすく、臭いやベタつきが強くなってしまうのです。

ちなみに、汗が乾いた後にシャツが真っ白になるような人は、汗にミネラルが大量に含まれていることが考えられます。こういった人の汗はベタついて臭うだけではなく、体から大量のミネラル分が流出してしまうため、熱中症に陥るリスクも高くなるので注意が必要です。

ベタベタで臭い汗を防ぐ方法

□運動で汗をかく
□シャワーではなく、湯船につかって汗をかく
□ショウガを食べて体を温める
□エアコンのききすぎた部屋で長時間過ごさない
□クエン酸の入った飲料や食べ物をとる

監修:伊藤重範/医療法人三九会三九朗病院循環器内科専門医・医学博士。名古屋市立大学医学部卒。日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医。監修に『医者が教える熱中症対策』(エイ出版社刊)など。

最終更新:8/15(木) 18:03
エイ出版社

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