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株式投資で生計を立てる「トレーダー」になるには?

8/15(木) 14:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

株式市場が好調になると、メディアにはしばしば株式投資で生計を立てる「トレーダー」が登場します。自由で優雅に見える彼らの生活ですが、その実態はどんなものでしょうか。短期投資と長期投資のスタイルの違いをはじめ、トレーダーとして収益を上げる基本を解説します。本記事は、ベストセラー作家で自ら数億円を運用する投資家でもある加谷珪一氏の著書、『“投資”に踏み出せない人のための「不労所得」入門』(イースト・プレス)より一部を抜粋し、不労所得を得るさまざまな方法を分析・解説します。

片手間では難しい短期投資、資金量が必要な長期投資

 株式 

労力   ★★☆☆☆

リスク  ★★★☆☆

リターン ★★★☆☆

難易度  ★★☆☆☆


株式市場が好調に推移すると、必ず世間で話題になるのが、投資で生計を立てるトレーダーの存在です。

メディアなどに登場するトレーダーの生活は優雅です。市場が開いているのは日本の場合、午前9時から午後3時までですから、仕事はその時間内に確実に終了します。あとの時間は自由気ままに過ごすことができるので、自分の好きなことに打ち込めます。

ブロガーや サロンの運営者 は、ある種の不労所得者ではありますが、日常的な運営に手間暇がかかることは多くの人が認識しており、完全な不労所得にはならないと感じていると思います。

しかし投資であれば、働くという感覚はありませんし、サラリーマンが会社勤めをしながらでも実現できそうなイメージがあります。では実際のところ、どうなのでしょうか。投資には大きく分けて、長期的なスタンスで取り組む方法と、短期的なスタンスで取り組む方法の2種類があります。

長期と短期に厳密な定義はありませんが、一般的に長期投資というのは数年単位、短期投資というのは1カ月以内と考えればよいでしょう。短期投資の中には、1日のうちに何回も売買を繰り返すという手法も含まれています(デイトレーディングと呼ばれます)。

筆者は株式投資に関する著作もいくつか執筆していますし、実際に自分でも日常的に億単位の金額で株式投資をしています。筆者が得意とする投資スタイルは長期投資で、短期的に高い収益を上げるものではありませんが、株式投資という点ではそれほど大きな違いはないでしょう。

そんな筆者の個人的な経験や、投資の世界における一般常識としてほぼ断言できますが、特に短期のトレーダーについては、不労所得者とはおよそ正反対の場所にいます。投資で勝てるようになるためには相当な努力が必要ですし、投資をしていない時間はすべて調査や分析に充てるくらいの覚悟がないとうまくいきません。

一方で長期投資の場合、あまり手間はかからないので副業として取り組むこともできますが、利益が限定されるので、豊富な資金量がないと大きな収益にはなりにくいという欠点があります。投資金額が億単位以上になれば、リスクを抑えたうえで、一定の収益を投資から得るというやり方も選択できますが、「億り人(投資によって、億以上の資産を築いた人)」の分野にカテゴライズされる話です。

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最終更新:8/15(木) 14:00
幻冬舎ゴールドオンライン

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