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「55億円の損失」「太りすぎ」「ナカジマの補強も…」不振が続くポルトに批判相次ぐ

8/15(木) 19:39配信

SOCCER DIGEST Web

スタジアム周辺の壁に落書きも

 昨季はリーグ戦でベンフィカの後塵を拝し、今シーズンこそ王座奪回を目指す。そう意気込んで新シーズンを迎えたポルトガル屈指の強豪ポルトが、いきなりつまづいている。

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 リーガ・ノスの開幕戦では、“昇格組”のジウ・ヴィセンテに1-2で敗れ、チャンピオンズ・リーグ予選3回戦ではロシアのクラスノダールの前にまさかの敗退。アウェーの第1レグは1-0で勝利したものの、ホームの第2レグに2-3で敗れ、アウェーゴールの差で逆転を許して、本選出場を逃した。

 現地紙『A BOLA』によれば、9季ぶりにCLに参加できなくなった結果、ポルトはのべ4400万ユーロ(約55億円)ほどの損失が生じるという。

 これを受けて、OBや有識者から、こうした“失態”に対する批判が相次いでいる。

 全国紙『Record』の重鎮記者セルヒオ・キティナス氏は、現地局『CMTV』のスポーツ番組に出演し、「私はコンセンソンがクラブを離れたいのなら、それを認めるべきだと思うね」と指揮官の進退問題に言及。スタジオの解説者陣も「FWムサ・マレガの太りすぎが深刻。なんだあの腹は?プロ意識がなってない」、「カネをかけたゼ・ルイスやナカジマら補強の効果も出ていない」と、苦言を呈した。

 批判の矛先はクラブの首脳陣にも及んでいる。

 『Record』によれば、ホームスタジアム周辺の壁に批判的なメッセージの落書きが出現したという。壁には大きく「哀れ」、「クラブはきちんとしたフロントに任せるべき」といったメッセージが残されているという。

 OBのユーリコ・ゴメスも、ポルトガル・メディア『BACANDA』の取材に対して「ポルトはシーズンを戦う準備ができていない。それはコンセイソンを孤立させている体制のせいだ」とフロントを痛烈に批判した。

「ポルトのこの結果は嘆くべきことだが、まるでコンセイソンがひとりで戦っているように見える。記者会見では、彼が答えるべきことではないことまで受け答えしており、クラブの構造に何か問題があるのではないか。うまくいっている組織の体には見えない。補強もバラバラだし、批判されるべきはフロントだ」

 クラスノダール戦後、指揮官は「すべての結果は自分の責任。選手たちは素晴かった」とコメント。現在は週末のヴィトーリア戦に向けてトレーニングを開始している。

 だが、チーム状況は深刻だ。昨シーズンの主力がこぞって退団し、守護神イケル・カシージャスは心臓の手術の影響でまだピッチに立てる状態ではない。先のクラスノダール戦では、PAOKからレンタルバックしたMFセルヒオ・オリべイラが負傷した。

 新戦力の中島翔哉らもフィットしたとは言い難く、問題だらけのポルト。はたして、ここから浮上することができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

最終更新:8/15(木) 19:55
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