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新刊『年商1億社長のためのシンプル経営の極意』

8/16(金) 17:24配信

商業界オンライン

  日本の法人数は約270万、そのうち資本金1億円以下の中小企業が99%超を占める。欠損法人の比率は全体で62.6%。半数以上の中小企業が赤字である(※)。多くの業界が低成長、マイナス成長の時代に入り、中小企業の経営者はますます疲弊している。

 8月9日に新刊『年商1億円社長のためのシンプル経営の極意』を上梓したサンアスト代表取締役 佐治邦彦氏は、「経営の複雑化が赤字の原因になっているケースが多い。経営をシンプルにすることで収益は改善できる」という。既存事業を高収益化していくための“シンプル経営”を伝授する。

※国税庁「平成29年度分「会社標本調査」 調査結果」(2019年6月発表)

売上げ優先の思考がビジネスを複雑化させる

 毎日忙しく働いているにもかかわらず、思うように利益が残らず、ギリギリの状態で苦しい経営が続いている企業が増えています。そのような企業は、顧客を絞り込むことができずに、売上げを上げるために全てのお客さまを満足させようとしてしまっています。

 その結果、商品点数が増えたり、サービスも複雑化してしまいがちです。その状態が続けば社員は疲弊し、そして顧客満足も低下していきます。それが価格競争に巻き込まれる原因にもなっています。

 市場が成熟した現代は、商品自体の差はあまりありません。サービスの品質の差が、顧客満足に関わってくるのです。サービスの品質向上こそが、非常に重要な鍵なのです。

 利益率の低下を、売上げの拡大でカバーしようとする行為は、その場しのぎの安易な考えであり、とても危険です。その考え方が現場の仕事を複雑化させるのです。

 経営の複雑化は、現場に「ムリ」「ムラ」「ムダ」を発生させることになります。

 現場が「ムリ」をすることで自分の仕事量が増え、業務を処理することで精一杯になり、お客さまの立場に立ってサービスを提供するということに鈍感になっていきます。

 そうしてサービスに「ムラ」が生じることで顧客満足が低下し、顧客が離脱する原因を作ることになってしまうのです。

 さらに「ムダ」が増えることで、固定費や変動費がかさみ、利益が出ない体質になってしまうのです。

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最終更新:8/19(月) 9:30
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