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働く女性が活躍する上で壁となっているものは?

8/16(金) 7:05配信

@DIME

パソナ総合研究所は、現在就業中の女性を対象に『女性活躍推進に関する意識調査』を実施した。

女性の活躍推進に向けて行政に求めるもののうち、最も評価している施策について聞いたところ、20代は「産休育休期間の拡大」、30代以降は「待機児童減少への取り組み」がトップとなった。
※グラフありの元記事は下記同タイトルをクリックすることで見ることができます


一方で「女性管理職の増加の奨励」の施策については「20代:5.7%」「30~40代:10.0%」、「50~60代:11.2%」と評価が伸びていなかった。(n=1988、単回答)

就業中の女性が「政府」に期待していること
「消費増税分の施策活用への期待」は、教育無償化より「保育所の量と質の向上」
また、消費増税分の施策への活用として期待している支援について聞いたところ、全ての年代で「保育所等の受入数を増やす」がTOPとなった。



年代別の特徴を見ると、30~40代は「高等教育無償化」が、50~60代は「相談窓口の増設や時間延長」が他年代より高い回答となり、ライフステージに応じた要望の変化がみてとれる。

各年代ともに、政府の進めている幼児保育の無償化以上に、「保育所等の受入数の増加」だけでなく「保育所の質の向上」を求める割合が高く、現段階では、まずは保育所の量の充足と質の向上を求める意見が多いことがわかる。(n=1988、単回答)

「女性活躍の壁」となるのは、「社会の制度や慣習」及び「仕事と家庭の両立」
「女性活躍の壁と感じるものは何か」を聞いたところ、どの年代も共通して、「社会の意識」「仕事と家庭の両立」がTOP2を占めており、女性が活躍するためには、“社会的な背景”及び、“家庭との両立”の両方が必要であると考えられていることがわかる。



年代別の特徴として、20代では「特に壁はない」が他の年代に比べて突出して高くなっており、年代が上がるほど「男性中心の雇用慣行や企業風土、人事制度」が高くなるという結果となった。

年代別の傾向をより詳しくみてみると、20代は「長時間労働前提のワークスタイル」が他の年代と比べて高い一方、「女性自身の意識・能力」は低い結果となりました。上の年代に比べ、女性活躍に関する“意識や能力の壁”はそれほど感じていないものの、前項でも示されてきたように、長時間労働を問題視しない日本企業の従来からの働き方の見直しの必要性を感じていることが推察される。

一方、子育て世代の中心となる30~40代は、「子育てへの理解・支援不足」や「男性と比べて家庭責任が重い」が高い回答数となった。また、キャリアを積んだ50代~60代になると、「男性中心の雇用慣行や企業風土、人事制度」「経営層の意識」といった企業や社会的背景に関する回答が、他の年代より高い回答となっている。

このように、働く女性にとっての活躍の壁を打破していくためには、社会における意識や慣行の見直し、会社における働き方や人事評価制度の見直し、家庭における役割の見直しと行政による支援と環境整備などに総合的に取り組み、ワークライフバランスを女性たちの理想に近づける施策が重要であると考えられる。

調査概要
調査方法 : インターネットを通じたアンケート方式
調査期間 : 2019年3月6日~13日
調査対象 : 20-69歳の現在就業中の女性
調査地域 : 日本全国、海外在住者
回答者数 : 1,988名

関連情報/https://www.pasonagroup.co.jp/pi/report/
構成/ino

@DIME

最終更新:8/16(金) 7:05
@DIME

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