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利益確定・勉強法… 億万投資家が初心者の悩みを解決

8/17(土) 7:47配信

NIKKEI STYLE

日経マネーが毎年実施している「個人投資家調査」。今年は1万2630人の個人投資家から回答を得た。回答者から寄せられた投資の悩みは4300件余り。その中から投資歴1年未満の初心者と同10年以上のベテランの悩みを抽出して回答数の多いものを調べた。初心者とベテランとでは悩んでいることが違うはずだと考えたからだ。

想定通り、2つのグループで悩みは大きく異なっていた。初心者では、「勉強の仕方が分からない」「投資の資金が足りない」「株について話せる相手がいない」「株価が気になって仕方がない」の4つが上位に。いずれも経験が浅いうちに直面することが多い内容だ。

一方、ベテランでは、「利益確定が早過ぎてしまう」「損切りがうまくできない」「時間が十分に取れない」「他の投資家の成績が気になる」の4つが多かった。利益確定のタイミングや損切りは、上級者でも苦慮することが多いポイントだ。4番目の「他の投資家の成績が気になる」は、ブログやツイッターで成績を明かす人が増えた今の時代ならではの悩みと言えるだろう。

ここでは、初心者の「勉強の仕方が分からない」とベテランの「利益確定が早過ぎてしまう」という悩みに対する、それぞれ2人の億万投資家によるアドバイスを紹介する。その内容に目を通し、自身の投資の改善点を探してみよう。

初心者の悩み「勉強の仕方が分からない」・何を参考に勉強すればよいか分からない(36歳男性、滋賀県)・知識がない。勉強方法が分からない(26歳女性、群馬県)・勉強し始めで何から学んでいけばよいか分からない。投資の本を読んでも専門用語を調べるところからなので、その時点でくじけそうになる(39歳女性、大阪府)

■まずは株を買って、生きた教材にしよう

(奥山月仁さんのアドバイス)

しっかり勉強してから株を買おうと考える方も多いと思いますが、まずは株を買って、それを生きた教材として勉強を進めるのがよいと考えます。自分がよく知っている身近な会社、例えば、好きなブランドや趣味に関係のある会社、好きな食べ物の会社の株を買うとよいでしょう。いきなり大金を投じるのではなく、練習と思い、最低単位(100株)でその会社を応援するつもりで買うのです。

実際に口座を開設し、実際に株を買う。これだけでも随分な進歩です。もし将来、素晴らしい株と巡り合えた時に、大儲けするチャンスが広がったと言えるでしょう。

次に良い会社と悪い会社を見分ける力を付ける必要があります。保有株を生の教材として財務会計の勉強を始めるとよいでしょう。その株で損をしたとしても、財務会計の知識が残れば、ビジネスを見る目を養うことができます。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)といった株式投資の専門用語も、実際に株を持てば頭に入ってくるはずです。

さらに、株の入門書を1冊買って勉強するといいでしょう。私が書いた『“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術』も、必要な知識を体系的に理解できるようにまとめた本です。手前味噌になりますが、お薦めします。

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最終更新:8/17(土) 12:15
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