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【海外ボクシング】ウィークエンド・プレビュー ナバレッテはスーパーバンタムの新盟主になれるのか

8/17(土) 8:28配信

ベースボール・マガジン社WEB

 先週のこのページで大いに宣伝した五輪連覇のフェザー級、ロベイシー・ラミレス(キューバ)がプロ初戦でまさかの敗北。初回にダウンを食らい、自信を持った対戦相手に押しまくられての完敗だった。いや、ボクシングは何が起こるかわからない。さて、今回のウィークエンド・プレビューはやや夏枯れ気配。それでも、スーパーバンタム級の新エース候補エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)の防衛戦など、注目のカードはしっかりとある。

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8月17日/バンク・オブ・カリフォルニア・スタジアム(アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス)

★WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦
エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)対フランシスコ・ダバカ(アメリカ)
ナバレッテ:24歳/28戦27勝(23KO)1敗
ダバカ:24歳/20戦20勝(6KO)
※ESPN+で全米中継

 ナバレッテの存在感がぐんぐんと高まっている。次期スター候補とも目されていたアイザック・ドグボエ(ガーナ)に、戦前の予想を大きく覆して判定勝ち。それだけでもびっくりなのに、再戦ではもっとはっきりと、ワンサイドのTKOに仕留めた。ずっとメキシコ国内で中堅クラスとばかり戦ってきた男が、今や「スーパーバンタムの4王座をまとめるかも」とアメリカの多くのメディアが持ち上げている。

 細身の体はやや頼りないが、長い距離を作り、ポンポンと多彩な攻撃を仕掛けていく。うるさいほどの動きと183センチのロングリーチが作る攻撃は角度豊か。よどみなく次々に繰り出してくる攻撃はまるでコンビネーションのデパートのよう。一発のパンチはなくても、対戦者にとってはまったくの脅威だ。

 ダバカはメキシコ生まれのアリゾナ育ち。ここまで目立った戦歴を残していたわけではない。スターダムへのスタートラインを飛び出したナバレッテが、さらに加速するためのマッチメイクという評がもっぱらだが、ナバレッテだって1年前はほとんど同じような評価だったのだ。

 さて試合場のバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムは過去2度のロサンゼルス五輪でメイン会場となったメモリアルコロシアムに隣接するサッカー場。キャパシティは2万2000人。真夏の夜に、メキシカン・ニューヒーローがどこまでかっこよく勝てるのかが焦点だ。

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最終更新:8/17(土) 8:28
ベースボール・マガジン社WEB

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