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【海外ボクシング】ウィークエンド・プレビュー ナバレッテはスーパーバンタムの新盟主になれるのか

8/17(土) 8:28配信

ベースボール・マガジン社WEB

まだまだあるぞ!注目カード

◆不敗のサウスポー、フォスターはキックの元王者と

 総合格闘技のUFCがボクシング進出を狙っているという。MMA最大手のトップ、ディナ・ホワイトは、自信が熱心なボクシングファンだと公言してはばからない。そのUFCのストリーミングチャンネル『UFCファイトパス』でも定期的にボクシング中継を実施している。

 17日の放送はアメリカ・マサチューセッツ州スプリングフィールドのMGMスプリングフィールドから。メインイベントではチャールズ・フォスター(アメリカ/29歳/18戦18勝9KO)が保持するNABA北米ライトヘビー級タイトルの防衛戦を行う。フォスターは実にきれいなボクシングをするサウスポーで、よくしなう上体を利した守りの強さ、シャープな左ブロー、そして角度のいい右フックを持つ。あまりにまとまりすぎの感もないではないが、きっかけをつかめば十分にトップを狙える素材だ。

 挑戦者のデニス・グラチェフ(ロシア/37歳/19勝10KO7敗1分)はもとはと言えばキックボクサー、K1ルール、ムエタイルールなんでもこいで3度も世界チャンピオンになっている猛者だ。国際式転向当初は話題をまいたが、鳴りをひそめて久しい。フォスターの使命はこのグラチェフを一方的に打ちのめして、トップクラスにアピールすることのみ。

◆剛腕フェイゲンブッツがマイナー世界戦

 若きスーパーミドル級スラッガー、ビンセント・フェイゲンブッツ(ドイツ/23歳/30勝27KO2敗)が17日、ドイツのルートヴィヒスハーフェンでマイナー団体のGBU世界タイトルの防衛戦を行う。挑戦者はセサール・ヌネス(スペイン/34歳/16勝8KO1分)だ。

 メジャーのWBAタイトルを失って3年。フェイゲンブッツは自慢の強打で倒しまくり、以前の勢いを取り戻しつつある。ややがさつなところもあり、トップレベルと戦えばどうかとなると微妙だが、ローカルファイトで何とか勝ち星を積み上げたヌネスなら、簡単に打ちのめしたいところ。

 前座にはヨーロッパレベルの元アマチュア強豪がずらりと登場する。その中で注目したいのは17歳の女子フェザー級、ゾフィー・アリッシュ(ドイツ/3戦3勝1KO)。天才少女ボクサーとして売り出されている。この日の6回戦は肩慣らしに過ぎないが、あるいは陣営はこの先を見越しているのかもしれない。というのも、8回戦にはノルウェーからカタリーナ・サンデルス(31歳/11戦11勝2KO)を呼んで試合を行わせる。若いゾフィーにも次戦あたりで、このサンデルスと不敗対決を戦わせ、最初のヤマを作ろうとしているのか。

 プロモーターはドイツ・ボクシング全盛期の大立役者ヴィルフリート・ザウアーラント。試合地ルートヴィヒスハーフェンは世界トップの総合化学品メーカーの拠点。さまざまな化学反応を試みる?

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最終更新:8/17(土) 8:28
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