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【昭和の名車 59】三菱 ギャラン ラムダは、セダンのシグマをベースに生まれたスペシャリティクーペ

8/17(土) 6:30配信

Webモーターマガジン

三菱 ギャラン ラムダ 2000GSR:昭和51年(1976年)12月発売

昭和は遠くなりにけり…だが、昭和生まれの国産スポーティカーは、日本だけでなく世界的にもブームとなっている。そんな昭和の名車たちを時系列で紹介していこう。今回は昭和51年発売の三菱 ギャラン ラムダだ。

【写真】リアビューやインパネ、復活したGSRなどを見る

昭和51年(1976年)5月に発表されたセダンのギャラン シグマから約6カ月遅れて発表されたラムダは、その極めて美しい2ドアボディが実に印象的なスペシャリティカーだった。

ホイールベースはシグマと同一だったものの全長は若干長く、室内の居住空間もこのクラスとしては非常に広いものだった。

ラムダはアメリカにおいてもプリマス系列の販売店を通じて市場に導入されていたが、このアメリカをはじめとする輸出市場での人気も絶大だった。

これまでの日本車の枠を大きく越えた居住空間、そしてスポーティさと同時に洗練された印象を与えるボディデザイン。輸出市場においてヒット作となる素質は、まさに十分だったのだ。

ここで紹介する2000GSRは、ラムダのスポーティグレードとして位置付けられていたモデルだ。後に1600ccモデルが追加され、その車種構成は大幅に拡充されるが、デビュー当初は2000cc車が唯一の存在だった。

搭載されるエンジンは4G52型と呼ばれたサイレントシャフト付き直列4気筒SOHC。ツインキャブレター、プレミアムガソリン、高圧縮比で、シングルキャブの105ps車に勝ること10psの115ps/6000rpmの最高出力を発生した。

ブレーキは4輪ともディスク、タイヤも14インチが装着されるなど、装備面でも話題が多かったラムダだが、やはり最も強くユーザーの心を捉えたのは、そのマイルドで余裕のある走りである。高速クルーザーとしての実力は相当なもので、常に静粛かつ快適な走行フィールが得られていた。

1978年11月のマイナーチェンジで排出ガス規制に追われるように姿を消したGSRだが、ラムダは1980年5月にフルモデルチェンジを行い、G63Bエンジンを積んだGSRが再登場している。

この時はツーリング系モデルの最高出力110psに対しプラス10psの120psが与えられたのみだったが、同年11月、145psのG63ターボエンジンを積んだモデルが追加となり、こちらがGSRとなる。もちろんセダン版のシグマもGSRが同時に発売された。

三菱 ギャラン ラムダ 2000GSR 主要諸元

・全長×全幅×全高:4510×1675×1330mm
・ホイールベース:2515mm
・車両重量:1120kg
・エンジン型式・種類:4G52型・直4 SOHC
・排気量:1995cc
・最高出力:115ps/6000rpm
・最大トルク:16.5kgm/4000rpm
・トランスミッション:5速MT
・タイヤサイズ:195/70HR14
・車両価格:151万円

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最終更新:8/17(土) 6:30
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