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木星から土星、海王星まで旅した双子の探査機「ヴォイジャー」の軌跡

8/17(土) 12:12配信

WIRED.jp

米航空宇宙局(NASA)は1977年の8月下旬と9月上旬、双子の宇宙探査機「ヴォイジャー1号」と「ヴォイジャー2号」を相次いで打ち上げた。このふたつのミッションは、太陽系を巡るそれまでの認識を根底から覆したのである。

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科学者たちは木星で巨大な嵐を目にした。木星の衛星「イオ」が、活火山から流れる溶岩で覆われていることを発見した。土星の環を前例のない精度でとらえた。そして、そこから得られた興味をそそる情報は、90年代後半に打ち上げられた土星探査機「カッシーニ」による再訪の理由にもなったのだ。

ヴォイジャー探査機の当初の目的は、木星と土星の探査にあった。しかし、その革命的な発見を受けてNASAはミッションを延長し、ヴォイジャー2号を天王星と海王星に送り出した。

ヴォイジャー2号の前には、太陽系の最果てにあるこの2つの惑星を訪れた探査機は存在しなかった。現在にいたるまで、この2つの惑星がすぐ近くから観察されたのは、ヴォイジャーのミッションだけだ。

どちらのヴォイジャーも90年に主要任務を終え、動力を節約するためにカメラの機能を停止している(現在も地球との交信は続いており、太陽風の観測データなどを送っている)。今回の宇宙ギャラリーでは、ヴォイジャーの壮大なミッションを堪能してほしい。

SHANNON STIRONE

最終更新:8/17(土) 12:12
WIRED.jp

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