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巨匠マーティン・スコセッシ最大の野心作、『アイリッシュマン』の魅力に迫る

8/17(土) 23:10配信

エスクァイア

2019年12月に喜寿(77歳)を迎えるマーティン・スコセッシ監督。そんな彼は現在もなお、挑戦し続けています。この近作では1億2500万ドル(約132億5000万円)を投じ、映画史に再び自らの名を刻もうとしているのです。

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 マーティン・スコセッシ監督は、今までも映画界に数々の文化的衝撃をもたらしてきました。

 『ミーン・ストリート』では、これまでの慣習を破って米国映画の新たなムーブメントの到来を告げてきました。『最後の誘惑』では、宗教という巨大なテーマにあえて挑戦しました。そして現在76歳の監督は、映画業界のいざこざや抵抗を30年近く耐え忍びながら、最近も悲願であった意欲作『沈黙 -サイレンス-』(2016年米公開、2017年日本公開)をつくり上げました。 
 
 しかし、そんなスコセッシ監督はいま、自身のあらゆる過去作品を上回るような驚くべき偉業に挑戦しています。映画界のレジェンドともいうべき4人の名優たちを集結させ、数十年にわたる時間軸を描く、製作費1億2500万ドル(約132億5000万円)規模のギャング大作をつくっているのです。
 
 チャールズ・ブラントの2003年に発表したノンフィクション作品『I Heard You Paint Houses(原題)』を原作とし、『The Irishman(アイリッシュマン)』と題して、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノ、ジョー・ペシ、ハーヴェイ・カイテルといった名優ぞろいのキャスティングで撮影を行っているのです。

 ストーリーは、デ・ニーロ扮する主役フランク・シーランを中心に物語は展開します。シーランは全米トラック運転組合の幹部として長らく活動してたのですが、その傍ら、マフィアであるブファリーノ・ファミリーと共に犯罪行為に手を染めていたのでした…。

 スコセッシらしさが十二分に期待できるこの作品は、2019年9月に開催されるニューヨーク映画祭のオープニング作品となり、その後、Netflixで配信予定となっています。

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最終更新:8/17(土) 23:10
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