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白内障手術…「初診時の問診」では何を訊かれるのか?

8/17(土) 14:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

本記事では、年間1000件以上の日帰り白内障手術を手掛ける、医療法人敬生会フジモト眼科・理事長兼院長の藤本雅彦氏が、術式、費用、手術の最適なタイミングなど、一生に一度の「白内障手術」で後悔しないための基礎知識をわかりやすく解説します。今回は、白内障初診時の問診で聞かれることについて見ていきます。

「ものの見え方にゆがみはありますか?」

初診時の問診で症状を客観的にチェック

初診時は、診察前に問診票を渡されますので、質問事項に沿って記載してください。問診では、以下の項目を質問されます。

◆初診時、問診の主な内容(1)

自覚症状の詳細を確認する

例えば患者さんが「ものが見えにくくなった」という場合、医師は「それは遠くを見たときに感じますか? それとも近くを見たときに感じますか?」「明るい屋外と暗めの部屋では、どちらが見えにくいですか?」「ものの見え方にゆがみはありますか?」「視野が狭くなった気はしますか?」などと質問をして、見えにくさの種類をより詳しく把握します。

また、白内障では一時的に近視化するケースもありますから、それを想定して「最近、老眼鏡が要らなくなったようなことはありませんか?」というように、当てはまる可能性の高い質問を行います。

来院までの経緯を聞く「その自覚症状はいつごろ始まりましたか?」「今は強くなっていますか? それとも弱くなっていますか?変わらない状態ですか?」など、症状の経過を聞きます。

症状の進行スピードを知ることは、すぐに手術が必要か否かを判断する材料になります。

気になることや困っていることがあれば、何でも医師に伝えましょう。

医師や看護師は、患者さんが診察室に入ったときから様子を観察しています。歩く速さや歩き方、姿勢、しぐさなどに、病気を推測するヒントがあるからです。患者さんから得られる情報が多いほど、より適切な治療をするための参考になります。

見方を変えれば、患者さん側もこのとき医師を観察することができます。もしも白内障手術を受けることになれば、眼内レンズの選定などで、医師との意思疎通が、手術後の満足度を左右するかもしれません。医師や看護師をはじめ、病院やクリニック側のスタッフと信頼関係を築くことが、良好な治療結果を得るための第一歩になります。きちんと話を聞いてくれるか、コミュニケーションをとりやすいかなどを把握しておきましょう。

患者さんが高齢で診察の受け答えに不安な場合は、付き添う方がサポートをしてあげてください。また、白内障手術に備えて既往歴や使用中の薬も質問されます。

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最終更新:8/17(土) 14:00
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