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認知症の母を看取った長女が「泥棒猫!」と罵られた相続の現場

8/17(土) 9:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

お金の出し入れがわかるよう「帳簿」をつけておく

このように、両親が亡くなったあとの二次相続で揉めるケースが多いのです。元々兄弟の仲が悪くても、一次相続のときは「母さん(父さん)が言うなら、それでいいよ」と問題にならないことがほとんどです。しかし二次相続の場合はストッパーがないので、トラブルに発展しやすいといえます。

しかも母(父)が、認知症になった場合は、さらに事態はややこしくなります。認知症と診断されると、口座が凍結されるなど不都合が生じる場合があります。認知症と診断される前に、事前対策は必須です。しかしどんなに事前対策をしていようと、「親が認知症なのをいいことに、お金を使い込んだんだろ」というトラブルは枚挙にいとまがありません。

ではどうすればよかったのでしょうか。

筆者は、帳簿をつけておくことを推奨しています。難しい方法でなくてもいいです。どれだけのお金を引き出し何に使ったか、というお金の流れがわかればいいので、ノートに都度レシートを貼っていくくらいのもので結構です。そういったことで、トラブルを回避できる可能性は高くなります。

親の財産を預かる場合、他の兄弟や親戚と必要なコミュニケーションを図ることはもちろん、ちょっとした工夫で、不要な争族は避けることができるのです。

【動画/筆者が「揉めやすい相続」について分かりやすく解説】

橘 慶太

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最終更新:8/17(土) 9:00
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