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阪神・西 勇輝 常に前向きに、チームのために/先発投手の誇り

8/18(日) 12:02配信

週刊ベースボールONLINE

 移籍1年目とは思えない存在感を見せているのが西勇輝だ。8月17日の巨人戦(東京ドーム)で6回1失点の好投も敗戦。5勝8敗と負け越しているが、その投球内容はエースといえる働きだ。
 
 常々「投球内容を重視している」と語る。1試合を通じての配球を考えマウンドに立つ。相手打線との3、4巡目の対戦時にどういう配球をするのか、そのための1巡目の配球というものを考えている。

 現在、セ・リーグ先発投手の防御率リーグ5位以内の投手の中で93個と奪三振数が一番少ないが、配球の組み立てとそこに投げられるコントロールがあるからこそリーグ3位タイとなる20試合で133.1イニングのイニングを数えているのだ。これこそが配球の妙といえる。
 
「開幕時点では相手も僕のことを知らないので、僕のほうが有利。ただある程度分かってきたときにどうするか」と開幕当初語っていたが、防御率もリーグ4位の2.97とその部分でもしっかりと答えを出している。

 投球もさることながら、練習のときも笑顔で若手に話しかけるなど、練習での取り組みや考え方など、ほかの若い先発陣のお手本にもなっている。

 さらに「内角球を要求しても、それぞれで意味の違う配球ができる。今までになかった感覚」と正捕手の梅野の配球への考え方にも大きな影響を与えている。

 先発としてマウンドに上がるだけではなく、その立ち振る舞いや考えによってチームに大きな変化をもたらしている西。「イニングイーター」としてチームの勝利のために常に前を向き、歩みを進めている。

週刊ベースボール

最終更新:8/18(日) 13:01
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