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痛みの自覚症状は重病のサイン 胸痛、腰痛、背部痛の場合

8/18(日) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 病院の診察室に入ると、医師は決まって最初にこう尋ねる。「今日はどうされましたか?」──その時、ほとんどの患者は何気なく自覚症状を伝えている。

【一覧】自覚症状の組み合わせでわかる重病リスク

 しかし、医師は頭の中で「重病につながる“別の体調異変”がないか」と常に頭を巡らせている。特に「痛み」の自覚症状は、重要な判断材料となる。

 例えば「胸痛」の場合、「持続時間」が病名を分けるという。きくち総合診療クリニック院長の菊池大和医師が解説する。

「5分以内でおさまる胸痛、息苦しさの場合、狭心症の疑いが強い。5分以上継続する場合は、心筋梗塞の可能性が高くなります」

 狭心症の診断では「運動時に起きたか」「動いていないのに起きたか」もポイントになるという。

「狭心症は、胸がキューッと締め付けられるように痛む、と表現することが多く、運動や階段を登っている時に起きる『労作性狭心症』と、動いていない時の『不安定性狭心症』の2種類に分かれます。

 これらの痛みや持続時間は似ていますが、不安定性狭心症の場合、発作の頻度が徐々に増える傾向がある。1か月に1回から、週に1回、3日に1回、1日に3回など間隔が狭くなります」(同前)

「腰痛・背部痛」では、しびれを伴うなら「脊柱管狭窄症」などの神経痛が疑われるが、膵臓などの「臓器」が原因の場合があるため注意が必要だ。

「同時に発熱、吐き気が出るなら『急性膵炎』、徐々に悪化して夜間に痛むなら『膵臓がん』の可能性があります。とくに、高血圧や糖尿病の持病がある方で、持続する腰痛・背部痛があるなら受診すべきでしょう」(同前)

※週刊ポスト2019年8月16・23日号

最終更新:8/18(日) 16:00
NEWS ポストセブン

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