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ホンダ車のDCT〈デュアル・クラッチ・トランスミッション〉とは?【現代バイク用語の基礎知識2019】

8/18(日) 0:10配信

webオートバイ

DCTは、トランスミッションの新時代を切り拓いた!

【主な機能・効果】
 
1.オートマチック感覚のイージードライブができる
 
2.シフトチェンジの高効率化

バイクに対するニーズが多様化する先進諸国において、「操作が簡単で、快適に楽しく走れる」という要望に応えるべくホンダが開発したのが、DCT「デュアル・クラッチ・トランスミッション」。

既存の有段式トランスミッションをベースに自動発進、自動変速を実現したもので、大排気量スポーツバイクにも対応できる点が大きな特徴だ。

すでに四輪で実用化されていたものを世界で初めて二輪向けに転用したもので、メインシャフトを二重構造としてそれぞれにクラッチを連結し、片方が1、3、5速ギアを、もう片方が2、4、6速ギアを受け持つ構造になっている。

例えば、3速で走行中にシフトアップする場合、まず休止中のシャフトが4速にシフトし、次の瞬間油圧でクラッチを切り替えて変速する。

そのため、動力伝達の途切れがクラッチを切り替えるほんのわずかな時間だけとなり、ショックが少なく、しかもどんな熟練のライダーよりも素早いシフトチェンジを実現できる。

2010年のVFR1200Fに採用されたのを皮切りに、NC700シリーズ、CTX700シリーズへと採用を拡大していった。

2016年には初めてオフロード車のアフリカツインにも採用。

構造上エンストがないため、タフなオフロードでも安心感が高い、アクセルとハンドルの操作に集中できる、長時間走っても疲れが少ないというDCTの特徴がオフロード走行でも際立ち、アフリカツインの大きな武器のひとつとなっている。

webオートバイ編集部

最終更新:8/18(日) 0:10
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