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「人工肛門」をつけても、自分の身体を愛せるようになった女性の話

8/18(日) 0:00配信

コスモポリタン

ハッティ・グラッドウェルさんは、過去に醜形恐怖症に苦しんでいた女性。しかし現在は、自分の身体をまるごと受け入れ、幸せな日々を送っているそう。そんな彼女のリアルストーリーを綴った手記を、コスモポリタン・イギリス版からお届けします。

語り:ハッティ・グラッドウェル

「2014年の夏。ある衣料品店の試着室の鏡の前に立ったときのことは、今でも覚えています。
青のトップスとタータンチェックのミニスカートを選んだけれど、両方ともサイズがかなりきつくて、鏡を見て泣きたくなりました。私には、自分の欠点しか見えなかった。自分がいかに醜いかと、考えることを止められなかったのです。その服を着るには私は大き過ぎる、太り過ぎてるんだって。

私は試着した服をラックに戻して、店に入る時に着ていたオーバーサイズのTシャツと、レギンスを穿いて外に出ました。」

私のサイズは6だった

「“私のサイズは6だった”から、あの服を選んだことを覚えています。6よりも大きなサイズの服は、一切拒否していたんです。

私は深刻な醜形恐怖症でした。鏡の中の自分の体が、実際の4倍も大きく見えてしまうほどの。それは、16歳で過食症を患ったあとにはじまりました。学校に通っていた頃は太り過ぎで、私をいじめていた男の子たちは、私の太ももを『丸太』と呼んでいました。1年間で19キロも体重が落ちました。

家族や友人たちからは細過ぎると言われたけど、絶対に信じなかった。みんな、私を安心させるために言っているだけなんだと信じ込んでいました。

私はインスタグラムをスクロールしては、憧れているファッション…ハイウエストのジーンズ、クロップド丈トップス、ミニスカートに身を包み、きれいなお尻や細い脚を見せつける、かわいくてスリムな女子たちを眺めていました。そして、私もこういう服が入るはずなのにと、錯覚をしていたのです。」

私にとって、服を買うことは一大事でした。

「オンラインショップのページをスクロールし、試着室での試練を回避しつつ、いいなと思う服を探しました。でも結局は、『これは自分には似合わないわ』と言い聞かせていたんです。

サイズも大きな問題でした。もし、私の病んだ心が、これしか受け入れられないと決めたサイズである6サイズが残っていなかったら、服を買うことはありませんでした。それ以外のものを着るのは、ルール違反だから。6より大きいものを着ると、自分の体が大きすぎるのだと考えてしまいます。それはつまり、痩せなくちゃいけないということ。

6よりサイズの大きい大好きな服を着るより、あまり好きじゃなくても、6サイズの服を着ました。突き詰めると、自分が好きなファッションを、本当に楽しんだことはないということです。

私にとってサイズはただの数字じゃなかった。すべてだったんです。サイズ6でいるための食生活をしていました。運動もしたし、とにかく何でもしました。

でも、2015年にすべてが変わりました。」

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最終更新:8/18(日) 0:00
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