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ラーメン、寿司、そば…外国人旅行客が最も満足した食事は?

8/18(日) 9:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

訪日外国人の急増によって、インバウンド施策は盛り上がりを見せています。そこで本記事では、書籍『外国人リピーターを確実に増やす インバウンドコミュニケーション成功の秘訣』(幻冬舎MC)より一部を抜粋し、日本の観光業の魅力を解説します。

リピーターの動きが地方経済を活性化させる

何度も日本を訪れる外国人たちは、日本を再び訪れた際にどのような行動をとるのでしょうか。外国人リピーターが望む「コト」は千差万別です。また、リピーターは同じ場所を訪れていたとしても、1度目と完全に同じ行動をとることはほとんどありません。リピーターの再訪行動には6つのパターンがあるということです。ここで紹介してみましょう。

(1)ファン型

旅行者がその旅行先に思い入れがあり、その地域に定期的に何度も訪れるタイプ。この場合、行動範囲や活動内容は毎回同じであることが多い。

(2)習慣型

思い入れはないが、利便性や経済性などにおいて強い訪問促進要因が存在し、習慣的に訪れるパターン。

(3)パズル完成型

前回できなかった活動をしたり、訪れられなかった場所を訪れるために再訪するパターン。ジグソーパズルのように、残りのピースを埋めるために再度訪問する。

(4)再チャレンジ型

前回の訪問で目的が達成されず、それによって生じた不満を解消するために再訪するパターン。

(5)変化型

再訪問において行動範囲や活動は同じだが、旅行条件が前回と変化するため、再訪行動が起こるパターン。

(6)行為リピート型

旅行先というより、その特定の活動を目的に、結果的に再度訪れるパターン。その特定の活動と地域の関連がなくなれば訪問は終了する。

(「第24回日本観光研究学会全国大会学術論文集」より)

ここで注目すべきは、(1)のファン型、(3)のパズル完成型、(5)の変化型です。その地域を気に入ってもらったり、「テーマに沿って回りたい」「回り残したところを訪れたい」「他のお店はどんな感じなのだろう」といった好奇心を喚起したりできれば、旅行者は何度もその場所を訪れます。

たとえば、戦国大名に興味を持ってくれれば、日本各所の大名ゆかりの地を訪れたいと思う旅行者が生まれるかもしれません。そうなれば、彼らの行動パターンは、ひとつの店、ひとつの場所にはとどまりません。電車やバスなどを乗り継ぎ、長期滞在をしながら、だんだん広がっていくはずです。

観光資源がひとつしかなければ、1度訪問すれば終わりです。しかし、観光資源は点在しています。それら点在する観光資源はたとえ一つひとつの点であっても、それらが集まっていけば「線」となり「面」となります。その「面」を外国人旅行者に提供することができれば、彼らは十分にパズルのピースを埋めたいという欲求を抱くのです。

また、多くの団体ツアー客は、東京、箱根、富士山、名古屋、京都、大阪という、日本の代表的なスポットを回る「ゴールデンルート」というプランを回ります。しかし、リピーターや個人旅行者は、このルートを回らずに行きたいところに行きます。そんなリピーターが増えれば、彼らの経済活動はこれまでとは比べものにならないほど活発になり、観光収入も劇的に増加していくはずです。

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最終更新:8/18(日) 9:00
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