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炎上した「あいちトリエンナーレ」を見学。来場者からは「気にしてない」の声も

8/18(日) 8:46配信

bizSPA!フレッシュ

 8月3日、愛知県で開催中の国際的な現代美術展覧会「あいちトリエンナーレ」の一企画展「表現の不自由展・その後」の展示の中止が発表された。8月1日の開催からわずか3日間での出来事だった。

 作品はすでに撤去されているが、企画展では従軍慰安婦の女性を象徴とした「平和の少女像」や昭和天皇をモチーフにした作品などが展示されていた。

 開幕日には200件に及ぶ抗議の電話が殺到。また、犯人はすでに逮捕されているものの「ガソリン携行缶をもってお邪魔する」という脅迫めいたFAXが届くなどしていた。展示中止の理由について、実行委員会会長の大村秀章愛知県知事は「安全な運営が危惧されるため」と説明した。

 現在も見ることができるその他の展示はどうなっているのか、騒動後の会場の様子はどうなっているのか、記者が現地に足を運び確かめてみた。

全体のコンセプト「情の時代」

 あいちトリエンナーレは2010年から3年に一度の期間で開催されている芸術祭で、2019年で4回目の開催となる。愛知県を挙げた一大事業で本年度は約12億円以上の予算が割かれた。

 芸術監督にジャーナリスト・津田大介氏を迎え「情の時代」をテーマに100組弱のアーティストが参加。絵画、インスタレーションアート、写真、ライブパフォーマンス、映像などの作品を、名古屋市内を中心とした「愛知県立芸術文化センター」「四間道・円頓寺」「名古屋市立美術館」「豊田市美術館・豊田市駅周辺」4つのエリアで展示している。

 津田氏はあいちトリエンナーレの公式ホームページで、“情には「感情」「情報」「思いやり(なさけ)」主に3つの意味がある”とし、なぜ「情の時代」というテーマを掲げたのかについて、以下のようなコメントを寄せた(一部抜粋)。

「人間は、たとえ守りたい伝統や理念が異なっても、合理的な選択ではなくても、困難に直面している他者に対し、とっさに手を差しのべ、連帯することができる生き物である。いま人類が直面している問題の原因は『情』にあるが、それを打ち破ることができるのもまた『情』なのだ。

(中略)われわれは、情によって情を飼いならす(tameする)技(ars)を身につけなければならない。それこそが本来の『アート』ではなかったか」

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最終更新:8/18(日) 8:46
bizSPA!フレッシュ

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