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カネなし、彼女が浮気…フリーライターが直面した悲惨な夏休み

8/18(日) 15:54配信

週刊SPA!

 今年のお盆休みは9連休。一般的なサラリーマンには嬉しい話だが、自営業やフリーランスの人にとってはそんなに休んでいる場合ではないというのが本音である。

収入は上がるも、税金でカツカツに

「フリーランスの洗礼を受けました……」

 そう肩を落とすのは一昨年の春、フリーのライターになった太田裕二さん(仮名・37歳)。1年目はそこそこの収入だったという太田さんが「フリーランスの落とし穴」に陥ったのは去年の夏のことだった。

「それまでライターとしての収入はほとんどなく、アルバイトと二足のわらじで生活していました。イイ歳してアルバイトなんて周りにも言えず、当然彼女なんてできませんでした。それが2年前、たまたま書籍の出版や新聞の連載などが重なり収入が一気に上がったんです。それを機にライター1本でやっていこうと、思い切ってアルバイトを辞めたんですが、現実は思うように行きませんでしたね……」

 まず、太田さんが当たったのは税金問題だ。

「それまではアルバイトの収入だけの納税額だったので大した額ではなかったのですが、それが本の印税などで急に上がったんです。しかも、それまで片手間にしかライターをしていなかったので経費も付けていなくて。収入がそのまま税金に反映されてしまって、保険料なども合わせると月10万円近くの負担になりました。それでも経費で落とせるところはすべて落とそうとなるべく節税対策をするようにしていました」

 一見、収入が上がったかのように見えたが実はカツカツだったという太田さん。しかし、さらなる悲劇が訪れる。

10年ぶりに彼女がデキたけど…

「夏に彼女ができたんです。それまでは36歳のフリーターだったのに『フリーライター』と言えるようになった途端、割とモテ出して。たまに行くバーで26歳のサブカル好きな女の子と知り合って告白されたんです。女の子とマトモに付き合うなんて20代前半以来で正直、浮かれました。若い彼女ができたと周りからも羨ましがられましたね」

 遅れてきた青春に浮かれまくったという太田さん。夏ということもあり、今まで行きたくても行けなかった花火大会やフェスなどのイベントに彼女と行きまくった。

「彼女はOLをしていたので、去年のお盆休みは土日も入れて5連休。お盆休みは彼女が一緒に旅行に行きたいと言ったので沖縄に行くことに。旅行代は2人で20万円しましたが、本の印税が少し残っていたのでまぁ、今年くらいなら……と奮発しました。普段なら旅行中でもパソコンを持って行って仕事をするんですが、彼女が『仕事は忘れてゆっくりしようね』と言うのでパソコンすら持たずに行って……3泊の旅行中、何もせずただ彼女とダラダラ過ごしていましたね」

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最終更新:8/18(日) 15:54
週刊SPA!

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