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50万円で買った13万kmオーバーのロールスロイスを140万円で売ろうとした話

8/18(日) 15:51配信

週刊SPA!

 腕時計もクルマも好きな斉藤由貴生です。私は、現代のおかしな消費を変えるために実践を重ねながら、いろいろ研究してきました。私は30代のいわゆるバブルを全く知らない世代です。所有欲の薄い世代とは言われますが、私の場合は、むしろ価値あるものは我慢せず所有したいと考えています。そんな私の価値観を、不定期ですが披露したいと思います。

⇒【写真】18歳で買ったロールスロイス

第26回 中古のロールスロイスに実質10万円で乗れることもある

 賢い買い物の仕方は「売る時のことを考える」ことです。

 そして、「売れる」という確証があればロールスロイスにまで手を出してもいいと断言します。ロールスロイスといえば「ウイスキーのロールスロイス」など「何々のロールスロイス」と言われるほど、最高級ブランドの代名詞。最近ベンツは街中で見かけることも増えてきたので、日々見る機会があるでしょうが、ロールスロイスはほぼ見ません。乗る機会があるとすれば、結婚式場とかホテルの送迎車という感じでしょう。

 実は私は、高校生にしてロールスロイスを購入したことがあるのです。

18歳で免許を取って最初に買ったのが50万円のロールスロイス

 クルマに憧れていた私は、幼稚園の頃から免許を取る日を夢見ていました。免許を取った高校3年生の時、周りの金持ちの友人は中古で200万円ぐらいの中古車を買ってもらうというのが当たり前。普通の家柄の女の子でも100万円弱の新車の軽自動車を買ってもらっていました。それを横目で見ている私は、これだけ車が好きな自分にそういう環境がないことがかなり悔しかったのを覚えています。

 そして、18歳で免許を取った当初から、ずっと何を買おうか考えていた私は、ネットで50万円で売りに出されている中古のロールスロイスを発見しました。そのロールスロイスは個人の方が自身のホームページで売りに出していたモノで、13万3000kmという多めの走行距離により、いずれ解体されてパーツごとのバラバラになるしかない状態。バラバラになる前に、きちんと乗ってくれる人に持ち主が50万円で譲りたいと言っていたのです。解体しても50万円……ということは、私が50万円で買ったとしても50万円で売れる可能性があると判断しました。

 そこで、軽い気持ちで「買います」とメールを出したら、私が一番早くメールを送ったそうで、「欲しいという人はいっぱいいたけれど、一番手の私に売る」ということになったのです。

 そして、迎えたロールスロイス。未成年だと、親の委任状が必要でしたが無事に名義変更が終了。18歳の私は晴れてロールスロイスのオーナーとなったのです。早速ロールスロイスで友達と海までドライブ。窓を開けて国道134号線を走るととてもいい気分。運転には気を使いますが、その気を使うってことも含めてすべてが特別で、なんだか未経験の領域です。室内の革の匂い、明らかに高級感のある内装、細いハンドル、ボンネットの先に立つフライングレディ。ロールスロイスを手にした私はすべてに満足していました。こんなにいい車が50万円! 私はなんていい買い物をしたのでしょう。

 と思ったのもつかの間。購入してから1か月後に迎える車検の際、私は驚愕してしまうのです。

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最終更新:8/18(日) 15:51
週刊SPA!

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