ここから本文です

【Japan Data】高齢者を食い物にする特殊詐欺:19年上半期の被害額は前年比2割減の146億円

8/19(月) 11:03配信

nippon.com

「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺は2019年上期、認知件数、被害金額ともに前年上期より減少。しかし、被害者を巧妙にだまし、キャッシュカードを「すり替えて」盗むという新しい手口の事件が増えている。

警察庁がまとめた2019年上半期(1~6月)の特殊詐欺の認知件数は、前年同期比8.4%(735件)減の8025件、被害額は同21.4%(39億8000万円)減の146億1000万円だった。

手口の内訳をみると、「オレオレ詐欺」が前年同期比21.7%(991件)減の3570件、「架空請求詐欺」が同30.0%(689件)減の1772件、融資をするように偽って保証金などを要求する「融資保証金詐欺」が同36.7%(80件)減の138件となった。

一方、医療費や税金の還付を装う「還付金詐欺」は、前年同期より36.1%(307件)増えて1157件となり、被害額も30.8%増の約14億320万円となった。

最近の特徴として、大幅に増えているのがキャッシュカードの窃取だ。犯人側が警察官や金融機関の職員を装い、高齢者らに「キャッシュカードが悪用されている」とうその電話をかけて自宅を訪問。カードの点検・交換が必要だと説明し、暗証番号を書いた紙と一緒にカードを封筒に入れさせ、「証拠品なので厳重に保管してください」と命じる。その後、書類に押印が必要などと話して被害者がいったんその場を離れた隙に別の封筒とすり替えてしまう。

この手口での19年上半期の被害は、前年同期比2.5倍の1393件。被害額も同2.9倍の約20億3000万円に達した。

最終更新:8/19(月) 11:03
nippon.com

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事