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【行列のできる道の駅】道の駅が、鉄道ファンの聖地に!

8/19(月) 19:43配信

旅行読売

道の駅 あびらD51ステーション(北海道)

 新顔の道の駅の中には、あっと驚くユニークな施設もある。4月19日に、北海道安平(あびら)町でオープンした「あびらD51ステーション」もその一つ。そもそも、ここで展示されている、D51形蒸気機関車(デゴイチ)にちなんで、道の駅の名前が付いている。まさに鉄道ファンの聖地が出現した形だ。
 デゴイチと並ぶ、ここの展示の目玉は、国鉄時代の北海道での雪と寒さに耐えうる特急列車用に開発された、「キハ183系」気動車の初期型だ。ファンの間では「スラントノーズ」形として知られ、ノーズ(鼻)、つまり先端に独特の傾斜(スラント)があり、運転席が高い位置にあって、まるで旅客機のようにも見える。雪原を疾走する姿を想像するだけで楽しくなる。

 このキハ183系スラントノーズ形は、昨年3月に現役を引退し、実際の鉄路ではその雄姿を見ることはもうできない。この車両の道の駅での保存を、クラウドファンディングで実現したのは、愛好者組織の北海道鉄道観光資源研究会。代表の永山茂さんは「北海道の発展を支え、多くの人々との思い出を乗せて走った車両が、鉄道遺産として末永く継承されることを願っている」と言う。新鮮な野菜などの買い物、数多くの鉄道関連の展示物が楽しめる施設だが、せっかく行くなら、デゴイチやキハ183系の見学スケジュールを確認してから出かけたい。

文/藤原善晴

あびらD51ステーション
電話/0145・29・7751
住所/安平町追分柏が丘49-1
営業/10月までは9時~18時(11月~3月は~17時)。農産物直売所は10月までの9時~17時、年末年始休
駐車場/【普通車】96台【大型車】17台
交通/道東道追分町ICから2キロ、新千歳空港から国道337号、道東道経由25キロ

最終更新:8/19(月) 19:43
旅行読売

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