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スターたちの軌跡を描いた伝記映画ベスト5

8/19(月) 21:21配信

ハーパーズ バザー・オンライン

このところ、伝記映画が数多く公開されている。『ボヘミアン・ラプソディ』然り、『ロケットマン』然り。そしてバズ・ラーマン監督がエルヴィス・プレスリーの人生を描いた新作の撮影を開始する。
そこで、名声を得た人々を描いた最高の伝記映画5本を紹介。これらの映画は、さまざまな問題を抱えたカントリースターや、アイコニックなアーティストまで、スターたちの軌跡を改めて私たちに教えてくれる。

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1984年『アマデウス』

歴史上最高の映画のひとつと評価されている『アマデウス』は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとイタリア人作曲家アントニオ・サリエリとのライバル関係を取り上げている。

モーツァルト作曲の見事なサウンドトラックが目玉のこの作品は、アカデミー賞を8部門、英国アカデミー賞BAFTAの4部門、ゴールデン・グローブ賞4部門、米国監督協会賞を1部門受賞した。壮大な物語の柱は野心、嫉妬、悲しみ。幅広い年齢層を虜にした作品だ。

1994年『エド・ウッド』

史上最低の映画監督と言われたエド・ウッドの伝記映画を製作しようと思いつくのは、永遠の、しかし非常に成功を収めているアウトサイダーのティム・バートン監督くらいだ。

ジョニー・デップを主役にしたこの白黒映画は、ハリウッドの枠にはまることを拒絶したエネルギッシュな変人で、B級映画ばかりを製作し続けたエド・ウッド監督を繊細に、深い理解を持って描いている。監督仲間たちから馬鹿にされてもウッドは映画を作り続けた。

『プラン9・フロム・アウタースペース』、『グレンとグレンダ』などのカルトクラシック作品の中で、エド・ウッド監督はその題材の中に存在する真の暗さを避けている(ウッド自身は貧困のうちにアルコール中毒で亡くなった)。この作品はバートンの最も素晴らしい作品のひとつとして評価されている。

1992年『マルコムX』

スパイク・リー監督、デンゼル・ワシントンが黒人公民権活動運動家のマルコム・X役で主演を演じたこの作品はマルコム・X本人と後に『ルーツ』を上梓したアレックス・ヘイリーの共著である1965年の『マルコムX自伝』が元になっている。映画はマルコム・Xの人生を3つに区切った形で構成されている。

若い頃、投獄、そして1965年の暗殺へとつながる運動家としての姿。リー監督は更に物議を醸し出した時を描くことを恐れなかった。例えば、マルコムがJFKの暗殺について「因果応報」と称した時のことも。非常に心を打つ、そして現在の問題にも直結する伝記映画だ。

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最終更新:8/19(月) 21:21
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