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アメリカ人の半数近くは「パンツを2日以上履いてます」

8/19(月) 18:50配信

ニューズウィーク日本版

──同じパンツを1週間履いたツワモノは13%

「パンツは毎日履き替えるもの」というのは、どうやら万人に共通する考えではないようだ──米国の下着メーカー「トミー・ジョン」は、同社が行なった調査結果を受けてこう述べている。

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トミー・ジョンは、「基本的な常識として、下着は毎日変えるべき、もしくは少なくとも一度脱いだら洗濯するべき」という前提に基づき、「一体何人の人がこのゴールデンルールに従っているのか?」を調べるべく、調査を行なったとしている。

同社が米国の男女1000人に「2日以上同じパンツを履いたことがあるか」と尋ねたところ、「ある」と答えた人の割合は45%に上った。なかでも、「同じパンツを1週間以上履いたことがある」というツワモノは13%もいた。男女別で見ると、「2日以上同じパンツを履いたことがある」と答えた人の中で、さらに「1週間以上履いたことがある」と答えた男性は20%、女性8%で、男性の方が2.5倍に達した。

トミー・ジョンはまた別の1000人に対し、パンツを買ってからどのくらいの期間使用しているかを尋ねた。46%の人が「1年以上同じパンツを使っている」と答え、さらに「どのくらい使っているか分からない」と答えた人は全体の38%に達した。

同社は、パンツは洗濯した後でも多くて1万個のバクテリアがまだ付着している可能性があると指摘。使用する期間が長くなると、それだけ微生物やカビなどの真菌類が下着に蓄積していくため、半年から1年で捨てた方がいいと述べている。

■「パンツが500円で買えるにはワケがある」

しかしこれは下着メーカーの言い分なので、下着の販売増を狙っての発言では?と思ってしまうところだ。そこで調べてみたところ、どうやらきちんと洗濯しても、古い下着を使い続けているとやはり不衛生なようだ。

女性誌「グッド・ハウスキーピング」によると、着用済みの下着は、尿路感染症や大腸菌症、カンジダ症などを引き起こすバクテリアの温床となってしまう。洗濯ラベルに表記された中でもできるだけ高温で洗濯し、毎年買い換えるよう促している。

一方で産婦人科のトシャ・ロジャース医師は、米女性誌「エッセンス」に寄稿した記事の中で、「下着の衛生面に関する話は、これまで長いこと無視されてきた」と指摘。

パンツは6~9ヵ月で買い換えるようアドバイスしている。というのも女性の場合、下着に付着した分泌物により、下着を脱いでから洗濯するまでの間に、カビやイースト菌(膣カンジダ症を引き起こすもの)、バクテリアなどの層がクロッチ部分にできてしまうというのだ。通常の洗濯用洗剤はこうしたものを洗い流すようにはできていないため、下着に残って蓄積していってしまう。そのため、不快なにおいや炎症、かゆみなどを引き起こす原因になってしまうのだ。

ロジャース医師は、「パンティが1枚5ドル(約500円強)で買えるのにはわけがある」とし、下着は家宝ではないのだから、大切に取っておいてはダメだと指摘する。半年ごとに4~5枚購入し、同時に古いものを4~5枚廃棄するよう勧めている。

松丸さとみ

最終更新:8/19(月) 18:50
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