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日産の未来は明るい!? 新型デイズ&リーフe+で“インテリジェント モビリティ”を考察! 完成度はいかに?

8/19(月) 20:42配信

GQ JAPAN

日産の軽乗用車「デイズ」の新型に試乗した。自動運転技術「プロパイロット」搭載が話題の新型デイズの印象はいかに? 今回は、おなじくプロパイロットを搭載するリーフにも試乗した。

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軽乗用車は“国車”?

万葉集が“国書”なら、軽乗用車は“国車”である。日本の軽乗用車規格の成立は戦後まもない、1949年に遡る。当時は全長2.80m以下、全幅1.00m、全高2.00mという、いまではちょっと想像もつかないヘンテコなサイズだった。排気量は4サイクルが150ccで、2サイクルが100ccと決まっていた。2輪と3輪、4輪の区別もなかった。それが『三丁目の夕日』に出てくる360cc時代を経て、さらに衝突安全性云々もあって徐々に大きくなり、現在に至っている。

日産の新型「デイズ」は2019年3月28日に販売開始された、その国車の1台である。令和元年のジェントルマンたる者、最新の国車を語れないでどうする?

新開発のパワートレーンとプラットフォーム

初代同様、2代目となる新型デイズは日産と三菱自動車の合弁会社「NMKV」が開発を主導し、岡山県倉敷にある三菱自動車の水島製作所で生産される。三菱版は「ekシリーズ」として独自のエクステリアをまとって販売されるのも従来通りである。ただし、初代が三菱の設計・開発だったのに対し、2代目は日産が厚木にある同社のテクニカルセンターで行なった。三菱ekシリーズのデザインは、三菱のデザイナーが厚木に通って細部を詰めたという。

ご存じのように、軽乗用車は税金と保険が優遇される日本独自の規格である。数度の改変を経て、現在は排気量660cc以下、全長3400×全幅1480×全高2000mm以下、定員4名以下、貨物積載量350kg以下とされている。枠があるから、いずこも同じ、という見方もできるけれど、枠があるからこその知恵較べという見方もできる。

いずれにせよ、群雄割拠の軽カー市場において、日産は初代デイズの投入以来、10%前後のシェアを獲得している。新型デイズの第1の使命はこのシェアを維持・拡大することにある。ちなみに軽乗用車の車名別ベスト・セラーNo.1は、ここ数年、絶対王者として君臨しているホンダ「N-BOX」で、これにスズキ「スペーシア」などが続く。

なお、新型デイズをベースとする新世代デイズルークスの登場は、初代同様、デイズの1年遅れ、ということは2020年春になると予想される。

日産の調査によると、軽のファーストカー比率は2013年の32%から2017年には43%にまで増えている。趣味やレジャーにも使われることも多くなってきている。その理由にまでは踏み込んでいない。筆者なりに考察すれば、庶民の倹約志向とハードウェアとしての軽カーの質の向上がこのような結果を生み出している、ということだろう。庶民はファーストカーとしてリッパな軽乗用車を求めているのである。

という需要の変化を念頭に入れた上で、新型デイズの開発にあたっては、初代デイズへの改善要望が洗い出された。それが、1)加速(出足・加速)、2)荷室(大きさ・使い勝手)、3)小物入れ(使い勝手)の3つで、これらを改善すべく、パワートレーンとプラットフォームが新開発された。

さらにその上で、自社の先進技術を通して、軽での長距離移動を、より安心・快適・便利なものへ変革しようと考えた。この場合の「先進技術」とは、後述する自動運転アシストの「プロパイロット」を指す。軽にも、やっちゃえNISSANの自動運転アシストが搭載される日が到来したのである。

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最終更新:8/19(月) 20:42
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