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堀ちえみさんがなぜ ここまで分かった食道がん、口腔がんになりやすいのはこんな人――2019上半期BEST5

8/19(月) 17:00配信

文春オンライン

2019年上半期(1月~6月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。医療部門の第1位は、こちら!(初公開日 2019年4月19日)。

【図表】「口内炎」と「がん」を見分ける10のチェックリスト

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 また、驚きのニュースがありました。2月に舌がんの手術を受けたばかりのタレント・堀ちえみさん(52)が、今度は食道がんが見つかったことをブログで公表したのです。

 幸い、今回は転移のないステージ I の早期発見で、口から細長い管状のファイバースコープを入れて、がんのできた粘膜を取り除く「内視鏡治療」を受けたそうです。とはいえ、堀さんは2月に、11時間にもわたる大手術を乗り越えたばかり。その心中を思うと、察するに余りあるものがあります。病が大事に至らず、克服されることを願うばかりです。

転移でも再発でもない「重複がん」

 ところで、今回の食道がんは舌がんの「転移でも再発でもない」とのこと。つまり、舌がんとは別に、新たながんが食道にできたということです。こうしたがんのことを「重複がん(または多重がん)」と言います。

 もともと、舌がん、咽頭がん(のどのがん)、喉頭がん(声門のがん)など頭頸部がんになった人は、食道がんになりやすいことが知られています。なぜかというと、口からのど、食道にかけて、「扁平上皮(へんぺいじょうひ)」という同じ組織に連続して覆われているからです。

喫煙者で「お酒を飲むと顔が赤くなる」人は要注意

 がんには組織型で分ける分類法があり、この扁平上皮から発生するがんを「扁平上皮がん」と言います。口腔がん、食道がんのほとんどは扁平上皮がんで、共通して放射線が効きやすいことが知られています。ちなみに、胃がんや大腸がんの多くは、腺組織という上皮細胞から発生する「腺がん」に分類されます。

 口腔がんや食道がんに共通する大きなリスク要因は、なんといっても「喫煙」と「飲酒」です。たばことアルコールの影響で口腔がんになった人は、口から食道にかけての扁平上皮全体が、がんを発生しやすい条件になっています。そのため、口腔がんになった人は、食道がんになりやすいと考えられているのです。

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最終更新:8/19(月) 17:00
文春オンライン

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