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金価格さらに高騰!「今から購入するのは損」とは言えない理由

8/19(月) 13:21配信

幻冬舎ゴールドオンライン

金価格が高騰している。取引価格(田中貴金属・税込小売価格)は2015年1月以来の最高値を更新、16日に1グラム=5,638円まで上昇した(19日現在、5,595円)。「有事の金」とも呼ばれる金は、世界経済のリスクが高まると価格が上昇する傾向がある資産だ。老後のために資産形成を考えている人は多いだろうが、手堅く思える投資信託への長期投資なども未曾有の経済危機まで想定すると紛れもないリスク商品だ。言うまでもなく「円」での銀行預金も完璧な安全資産とは言い切れない。これらを踏まえて金投資を考慮すべきであろうか。検証する。

消費税が上がれば「金価格」も上がる

投資商品としての「金」を考えたとき、「インカムゲインがない」「手数料が高い」などは有名であるが、もうひとつ、売買に「消費税がかかる」という特徴がある。どういうことか。

購入する際は消費税分を支払い、売却する際は消費税込みの価格を受け取ることになる。納税義務がなければ益税として手元に残るので、消費税が8%のときに購入し、10%のときに売却すれば、その差が得になると考えることもできるであろう。

10月の消費増税を控え、「それならば」といますぐにでも購入したくなるかもしれないが、冒頭にも述べたように、現在は2015年1月以来の高値圏にある。消費増税分以上の下げを記録する可能性は十分にあるので注意したいところだ。

長期積立投資は有効か

それでは長期で積立投資をしていく方法はどうか。定額を買い増しすることで、価格の変動を平均化する方法は、金投資においても有効である。期間が長く取れるほど有効な投資法であるので、将来、上がると思うならば今日始めてもいいだろう。

長期の積立投資を行うならば、消費増税に関しては、8月からスタートして翌々月の10月に増税が行われても、その先、10年20年30年と買い続けていくわけだから、その影響は本当に微々たるものだ。

注意したいのは、手数料の高さである。積立投資は取引の回数が多くなる投資法だから、金投資において特に「純金積立」などを選択した場合、手数料はネックとなるだろう。

手数料の負担を減らしたいのならば、現物としてコインやのべ棒を購入する以外に、金価格と連動するETF(上場投資信託)に投資する方法があるが、この商品が「金」なのか「投資信託」なのか、金の安全資産としてのメリットを考えた際に意見は分かれるかもしれない。

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最終更新:8/19(月) 13:21
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