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「ヴォーグ」親会社のCEOが語る 動画と業績とリストラ

8/19(月) 9:00配信

WWD JAPAN.com

「ヴォーグ(VOGUE)」や「GQ」などを発行する英コンデナスト・インターナショナル(CONDENAST INTERNATIONAL)と米コンデナスト(CONDENAST)が2019年4月に経営統合し、新たなグローバル最高経営責任者(CEO)として音楽配信会社出身のロジャー・リンチ(Roger Lynch)が就任して4カ月が経った。7月末には“新生コンデナスト”として初となる全社的なミーティングが行われ、業績や事業計画などについてリンチCEOが説明した。

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同氏によれば、17年の段階では英コンデナスト・インターナショナルと米コンデナストの売り上げ合計は赤字で、特に米事業は1億2000万ドル(約127億円)程度の赤字だった。業績不振は18年度上期まで続き、同下期はインターナショナル事業が持ち直したことで全体としては黒字となった。しかし米事業の赤字が足を引っ張り、19年度上期は再び全体として赤字になったという。なお、同下期は黒字になる見通しだ。

地域別で見ると、コンデナストの売り上げは米国が56%を占めており、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)が28%、アジア太平洋地域が15%、南米が1%となっている。なお、19年度の米国事業は売上高で前年比4%の成長率を目指していたが、0.3%に下方修正された。同様に、EMEAも当初の4%から3%に、南米は15%から3%に下方修正された。堅調な伸びが見込まれるのはアジア太平洋地域のみで、4%から11%に上方修正されている。

分野別の売上高では、雑誌(紙版)が36%、ウェブ広告が24%、コンシューマー関連が18%、動画が11%、その他(イベントなど)が11%となっている。依然として紙版の雑誌が稼ぎ頭ではあるものの、17年にはそれが50%強を占めていたことを考えると、15%程度減ったことになる。雑誌のブランド別では、「ヴォーグ(VOGUE)」が28%とトップで、「GQ」が13%、「ザ・ニューヨーカー(THE NEW YORKER)」と「ヴァニティ・フェア(VANITY FAIR)」がそれぞれ10%だった。

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最終更新:8/19(月) 9:00
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