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子育て世代の仕事、「セルフディスカウント」はNG

8/19(月) 12:00配信

日経DUAL

仕事と子育ての両立で忙しいDUAL世代。けれど、子育てが終わった後も、お仕事人生は数十年も続きます。「人生100年時代」と言われる今、「一生働くためのスキル」を磨き、幸せなお仕事人生を送るにはどうしたらいいのでしょうか。この連載では、スキルアップ、転職、独立など、子育てをしながらも一歩踏み出した人へインタビュー。「人生100年時代」を見越したスキルの磨き方や、キャリア構築へのヒントを伺います。

第1回は、フリーランスを支援する団体を立ち上げたママにインタビュー。「キャリアの手綱を自分で握る」ことの大切さについて聞きました。

●仕事人生はそもそも、理想通りにはいかない

日経DUAL編集部(以下、――) 「人生100年時代」と言われますが、DUAL世代がキャリアを構築するにあたり、今後大切なことは何でしょうか。

平田麻莉さん(以下敬称略) 少し前までの日本では、一度就職したらその後の人生は会社に丸投げすることができました。配属先はもちろん、その後の異動や転勤も基本的に会社が決める。就職した組織に自分のキャリアを委ねるのが普通だったんです。

 でも、これからの「人生100年時代」は違います。定年まで勤め上げたとしても、その後にまだ30年ほど残っています。会社に誠意を尽くして忠実に働いても、会社の看板を外されたら何もできない、というようでは、生活の糧を稼ぐことはできません。大切なのは、自分の人生に主体的に向き合い、自分でキャリアを切り開いていく姿勢なのです。

―― 会社員にとっては少々ハードルが高そうです。

平田 必ずしも「理想のキャリアを掲げて、その通りに歩く」ということではありません。DUAL世代が新卒入社する頃にもてはやされたのが、理想形としてのロールモデルを設定し、そこから逆算してキャリアパスを描く「キャリアデザイン」。でも、入社した当時の想像とは違う道を歩いている人も多いのではないでしょうか。そもそも人生は思い通りにいかないもの。キャリアだって、計画通りに進まないのが普通です。

 キャリアという言葉は、もともと「轍(わだち)」という意味で、未来に対して思い描くものではなく、一生懸命走ってふと振り返ったら、自分の後ろにできているものです。皆さんも、偶然の出来事や出会いが、思わぬ可能性を開いてくれたり、自分のスキル習得につながったりした、という経験はないでしょうか。

 会社員としての毎日の仕事の中で、好奇心を持ってアンテナを張っておき、チャンスが来たら乗る勇気を持つ。失敗してもあきらめず、前向きに捉える。こうすることで、キャリアの手綱は自分で握ることができます。もちろん、興味がある人は副業を始めたり、フリーランスとして独立したりするのもいいと思います。

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最終更新:8/19(月) 12:00
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