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【Japan Data】首都圏の通勤地獄改善せず : 混雑率、東西線が最悪

8/20(火) 11:20配信

nippon.com

働き方改革の一環としてテレワーク(自宅などでの勤務)を導入する企業が増えているというが、利用している人はごく一部なのだろうか。東京圏の通勤地獄に改善の兆しなし。

国土交通省が公表した2018年度の「全国の鉄道主要区間の混雑率」調査によると、東京圏の鉄道路線のうち11路線がピーク時における混雑緩和の目標とされる混雑率180%を上回った。中でも最悪の東京メトロ東西線は199%で「体が触れ合い相当圧迫感がある」とされる状態(同200%)にほぼ達していた。

混雑率はその路線で最も混み合う時間帯1時間における混雑度合いの平均値。同省は【100%=乗客全員が席に座り、つり革などにつかまることができる定員乗車】【180%=折りたたむなど無理をすれば新聞を読める】【200%=体が触れ合い相当圧迫感があるが、週刊誌程度ならなんとか読める】と定義している。

今回180%を超えたのは東西線のほか、総武線や横須賀線、南武線、東海道線などJR東日本の8路線と日暮里・舎人ライナー(東京都交通局)、田園都市線(東急)。

一方、三大都市圏の主要区間における平均混雑率は、東京圏(31区間)の163%に対し大阪圏(20区間)が126%、名古屋圏(8区間)が132%だった。鉄道各社は輸送力の増強によって混雑率緩和に努めてきたが、地方からの人口の流入が続く首都圏では、混雑緩和のペースが鈍く、いまだ通勤地獄からの解放は実現していない。

国土交通省では、東京圏主要31路線については、最混雑時間帯の前後の1時間(ピークサイド)の平均混雑率も併せて公表。通勤時間を1時間ずらせば、混雑が緩和されることを見える化し、オフピーク通勤を促す。例えば、混雑率199%の東西線も、1時間後ろにずらせば126%となり、比較的ゆったりと出勤できる。

最終更新:8/20(火) 11:20
nippon.com

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