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【’80sバイク熱狂時代】長い歴史を持つ各メーカー代表モデルを振り返る

8/20(火) 17:33配信

モーサイ

ブランドネームは国産車の確かな伝統を物語る

ホンダを除く国内3メーカーのそれぞれを代表する車名は1970年代に考案されたもので、自社のフラッグシップモデルとしての“究極的な高性能”をその意味に込めている。

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そこには、二輪メーカーとして先行していたホンダに肩を並べ、ひいては乗り越えようとする想いが表れているのではないだろうか。

40年以上にわたって一貫した進化と洗練を繰り返したことで、いまやその車名はメーカーの誇りと性能を表す記号であり、世界中で誰もが認知するブランドネームとなっているのだ。

report●関谷守正

HONDA 「CB」

実はCBの正確な語源は分かっていない。
CycleのCとClubmanレースの合成、あるいは北米向け「CA」の次に来る国内向けだったからCBだとも言われている。
CBの名を最初に冠したのは浅間レース用として1959年に登場したベンリイCB92/95で、その後のCB72、さらには69年のCB750FOURによって、CBとはホンダを象徴する高性能車の名前となった。

YAMAHA 「YZ」

YZの名称はヤマハが世界GPに本格復帰した72年に投入したYZ624で登場。
その意味はYamahaと究極を表すZの組み合わせだ。

その後はファクトリーロードレーサーがYZR、市販ロードレーサーがTZとなり、YZの名称は市販モトクロッサーへ。

公道用ロードモデルにはRD、RZ、FZなど名称が使われ、初めてYZが登場するのは93年のレース向けホモロゲ―ションモデルYZF750SPからだ。

40年続いた「SR」

シングルロードスポーツ=SRの場合は名称だけではなく、基本構成を40年間ほぼ変えずに作られてきた希有な存在。
一時は生産終了となったが2018年に復活を果たし、変わらず愛され続けている。

KAWASAKI 「Z」

カワサキの場合もZは究極を意味している。
原点は72年の900Super4「型式名Z1」にある。
ちなみに「型式名Z2」は日本国内向けの750RS。また一説には「Z旗」に由来するとも言われている。

本来は船舶用国際信号旗だが、日本では日露戦争・日本海海戦で勝利を飾った際の逸話から奮起の意として用いられるため、CB750FOURの対抗馬として登場した出自ゆえそう語られるのかもしれない(真意は定かではない)。

76年のZ900とZ750FOUR以降、GPzシリーズが登場したあともなお、多くの車名でZが使われてきている。

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最終更新:8/21(水) 14:09
モーサイ

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