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Bluetoothデバイス、信号の向きを気にしないで良いのはなぜ?

8/20(火) 6:00配信

PHILE WEB

リビングに普及した最初のワイヤレス機器といえば、電化製品に使う「リモコン」ではないでしょうか。テレビに向けてボタンを押すだけでチャンネルやボリュームを変更できることは、ダイヤル方式が当たり前だった時代には画期的に映ったものです。

現在リビングにあるワイヤレス機器としては、テレビやエアコンなど以前からあるものを除けば、Bluetoothを利用したイヤホン/ヘッドホンやスピーカーを挙げることができます。しかし、テレビのリモコンと異なり、Bluetooth機器はスマートフォンなど通信の相手方と向かい合わせにする必要がありません。なぜでしょうか?

それは、Bluetoothが低指向性の通信規格だからです。マウス/キーボードやオーディオ機器に利用されるBluetooth 3.x(クラシックBluetooth)とIoT機器やスマートデバイスに利用されているBluetooth 4.x以降(Bluetooth LE)は、いずれも2.4GHz帯を利用して通信しますが、この周波数帯の信号は障害物に強く遠くまで届きやすいという特長があります。周波数を短い時間で変更し続ける「周波数ホッピング」など、通信が途切れにくい機能があることも低指向性実現の助けになっています。

なお、テレビの赤外線リモコンを引き合いに説明しましたが、世の中には低指向性/高周波の通信規格を利用したリモコン(RFリモコン)も存在します。まだまだ赤外線リモコンは現役ですが、将来的には双方向通信が可能で低指向性のRFリモコンが増えるかもしれません。

海上忍

最終更新:8/20(火) 6:00
PHILE WEB

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