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不動産上昇率ランキング[東京北部・埼玉エリア]一戸建ての将来価格(10年後)を推定! 南与野、志村三丁目、坂戸が上昇!?

8/20(火) 6:15配信

ダイヤモンド不動産研究所

10年後、あの街の戸建て物件価格は上昇するのか、下落するのか? こんな疑問に答えるため、今回は「東京北部・埼玉エリア」にある戸建て物件の「現在(2018年)」と「10年後(2028年)」の推定価格を駅ごとに算出。10年後の騰落率やボラティリティから、その街のポテンシャルや不動産価値を診断してランキングを作成した。はたして、あなたの住む街はランクインしているだろうか。

推定価格の算出方法とランキング条件について
推定価格は、「2018年10月時点で築10年」「100平米」「2階建」「木造」「駅から徒歩10分前後」「駅と同一区域」の条件を満たす戸建てをモデルに、株式会社おたにの不動産価格指定システム「GEEO」を用いて算出した。不動産は経済状態に影響を受けるが、今回の推定価格は平均シナリオのデータを使用している。
※騰落率が著しく高いものや公示地価との乖離が大きいデータについては、サンプル物件数などを考慮しながら除外したうえで、代表的な駅として100地点まで絞り込んだ。

2018年vs2028年の上昇率トップ10

 まずは上昇率ランキングの上位10駅を見ていこう。戸建て物件価格が、2018年とその10年後となる2028年で、どれだけ上昇または下落するかを推定したものだ。

 東京北部・埼玉エリアで1位になったのは上昇率59%の南与野駅(埼玉県さいたま市)だ。さいたま市は2001年に浦和市・大宮市・与野市が合併を行い誕生(2005年に岩槻市を編入)。駅の所在地である鈴谷は中央区(旧与野市)の南部に位置し、付近一帯は農耕地であった。

 1985年の埼京線開業により駅周辺には工場や駐車場が立ち並ぶようになり、人口の増加に伴い戸建て住宅を中心とした住宅地が増えていった。2003年からは「南与野駅西口土地区画整理事業」がスタートし、駅西口へのロータリーの設置、街路の整備が行われ、戸建て、マンション、アパート、商業施設の建設が進んでいる。

 JR埼京線の駅で快速停車駅ではないが、新宿駅まで約30分、東京駅へは赤羽駅でJR上野東京ラインに乗り換えて約50分で到着する至便性と、行政主導による美しい街区づくりが大きな魅力となっているのであろう。



 3位は上昇率50%の坂戸駅(埼玉県坂戸市)である。東武東上線で池袋駅まで約50分。和光市駅で東京メトロ有楽町線、東京メトロ副都心線に乗り換えられる。おなじく4位の若葉駅(埼玉県坂戸市)ともども、都市開発機構が埼玉県中部で展開している、“むさし緑園都市”の玄関口にあたる。

 むさし緑園都市は1970年代の公団住宅の建設から始まり、台地と谷地が混在する土地や、道路、公園、緑地、下水道などの生活基盤の整備を図り、戸建てやマンションの住宅地開発が進んでいる。駅前も道路、街区ともども整備が行き届き郊外住宅街として豊かで落ち着いた景観が広がっている。

 上昇率40%で5位の十条駅(東京都北区)も1位の南与野駅と同じくJR埼京線沿線である。新宿駅まで約15分。駅西口ロータリーより北に伸びる十条銀座商店街は、戸越銀座(東京都品川区)・砂町銀座(東京都江東区)と並ぶ東京三大銀座の一つ。また、帝京大学板橋キャンパス・帝京大学医学部附属病院など帝京大学グループおよび東京家政大学が集う学園エリアでもある。

 駅西口前では”十条駅西口地区第一種市街地再開発事業”が都市計画決定されており、低層階には商業施設、高層階には約540戸の住宅が入居する40階建ての超高層マンションの建設が2021年の竣工予定で進められている。人の流れ、街の様相が大きく変わっていくことが予想されるエリアだ。

【関連記事はこちら】>>埼玉県の「新築マンション人気ランキング」川口、所沢、川越、朝霞など注目エリアのおすすめ物件は?【2019年3月版】

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最終更新:8/20(火) 6:15
ダイヤモンド不動産研究所

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