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「 Amazon’s Choice 」表示は、かつて 入札 できた!? : 複数の米上院議員が問題視

8/21(水) 11:51配信

DIGIDAY[日本版]

Amazonがかつて、ベンダーに対してAmazon's Choice表示を「入札」できるようにしていたことが明らかになった。条件は商品価格を下げることと、より多くの広告費を支払うことだ。最近、複数の米上院議員がこの問題を取り上げている。

この仕組を実際に利用したベンダーがいるかは不明だ。また現在は撤廃されたこのプログラムがどれくらいの期間利用可能だったかも不明だが、ある関係者は数カ月行われていたと明かしている。

Amazon’s Choiceは商品が推奨されていることを表すマークで、対象商品は検索結果でより上位で分かりやすい位置に表示される。Amazon’s Choiceを選ぶ正確なアルゴリズムは公開されていないが、これまで一般的に商品のリスティングや仕様、価格、レビューなどにもとづいていると考えられてきた。

だが、関係者によると、Amazonは2017年頃に販売業者に対してこのマークを入札で販売していたという。

営業資料に書かれた詳細

米DIGIDAYが営業資料を確認したところ、特定の商品カテゴリーについて同入札プログラムに関する詳細が記載されていた。同資料には2015年にローンチされたAmazon’s Choiceプログラムについて説明されており、Amazonの検索結果ページでより分かりやすい位置に表示され、販売数と収益増につながるブランドにとってプラスのシステムと解説されている。たとえばAmazon’s Choiceに選ばれたある電化製品は、四半期あたりの販売数が10%増加しており、選ばれて数週間以内に商品ページの閲覧数も増えている。

実際Amazon’s Choiceに選ばれれば表示上有利であり、コンバージョン率も高まるのだ。Amazonはこれを支払い前提のシステムにしたわけではないが、システムの操作とも捉えられる仕組みを作り上げていたことは間違いない。

同プログラムの存在と内容について問い合わせたメールに対し、Amazonの広報担当はプログラムのオファーは行われていないと回答している。

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最終更新:8/21(水) 11:51
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