ここから本文です

Tumblr 買収で、 WordPress 運営会社はなにを得るのか?:ブランド取り込みのチャンス

8/21(水) 17:01配信

DIGIDAY[日本版]

WordPress(ワードプレス)を手掛けるオートマティック(Automattic)が、人々のインターネット上でのコンテンツ公開を容易にしようとしている。Tumblr(タンブラー)を買収したことで、オートマティックが提供するデジタルサービスのユーザーはインターネット上で収益を得やすくなる見通しだ。今回の買収によって、オートマティックは顧客基盤を拡大し、収入源を多様化したいパブリッシャーに提供するサービスを充実させようとしている。

オートマティックは12日、Tumblrをベライゾン(Verizon)から300万ドル(約3.1億円)で買い取ったと発表した。Tumblrは6年前、ヤフー(Yahoo)に11億ドル(約1170億円)で買収され、ヤフーは2017年、ベライゾンに買収された。オートマティックのCEOマット・マレンウェッグ氏はTumblrに記事を投稿し、エンドユーザーが関わるウェブサイトの一部のようなフロントエンドは変更しないが、バックエンドはWordPressと統合する可能性があると述べている。もし統合が現実になれば、より多様な企業がコンテンツの配信にTumblrを利用し、潜在的なオーディエンスや顧客とつながることができる。また、オートマティックはTumblrを実験場として使い、新しい製品やサービスへの反応を見ることができる。

すでにウェブパブリッシングの世界で支配的な地位を築いている企業にとって、これらは極めて重大なチャンスだ。オートマティックの主力製品であるWordPressは、インターネット上に存在するサイトの3分の1近くに用いられている。しかし、ブランドやマーケターはデジタルパブリッシングを真剣に捉えはじめており、クリエイターはオンラインの収入源を多様化しようと試みているため、テクノロジー企業、パブリッシャー、プラットフォームのあいだで、そうした需要を満たすための競争が激化している。

1/3ページ

最終更新:8/21(水) 17:01
DIGIDAY[日本版]

記事提供社からのご案内(外部サイト)

DIGIDAY[日本版]

株式会社メディアジーン

デジタルマーケティング戦略情報に特化した
USブログメディア「DIGIDAY」の日本版。
国内外の最新情報を独自視点でお届けします。

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事