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台風を予想して山岳遭難を避けよう! 台風10号の実例から進路予報の見方を知る

8/21(水) 14:01配信

YAMAKEI ONLINE(ヤマケイオンライン)

最後に台風10号の進路の答え合わせとして、気象庁の天気図の動画を示します。

初めのうちは日本の南でほとんど動かなかった台風10号が8月12日頃から西日本に向かって動き出して、8月14日に北東に進路を変えると一気に加速して西日本を縦断、日本海から北海道に向かったことが分かります。

今回は北海道に来る前に温帯低気圧に変わっていますが、構造が台風でなくなっただけであり、中心付近の最大風速は20m/sという台風並みの強風を伴っていました。たとえ台風が温帯低気圧に変わっても、引続き暴風や大雨に警戒が必要なことが多いので、北海道や東北の山に登られる方は注意点として覚えておかれると良いと思います。


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大矢康裕
気象予報士No.6329、株式会社デンソーで山岳部、日本気象予報士会東海支部に所属し、気象防災NPOウェザーフロンティア東海(WFT)山岳部会の一員として山岳防災活動を実施している。日本気象予報士会CPD認定第1号。1988年と2008年の二度にわたりキリマンジャロに登頂。キリマンジャロ頂上付近の氷河縮小を目の当たりにして、長期予報や気候変動にも関心を持つに至る。
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気象予報士 大矢康裕

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