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サラリーマンの不動産投資…「2千万円借金」で利益は月6千円

8/21(水) 12:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

働き方改革の影響もあり、周りで副業を始める人が増えてきたのではないでしょうか。サラリーマンの場合、収入が安定しているため金融機関のローンが組みやすく、スルガ銀行の問題などはあったものの「不動産投資」はいまだ有望な選択肢のひとつです。ただ、収支状況などの目安が立たないと、一歩踏み出せない人も多いかもしれません。不動産投資を始めた人の収支がどうなるのか、見ていきましょう。

都内のワンルームマンションを「35年ローン」で購入

まず初めて不動産投資をする人が、購入するべき物件はどのようなものがいいのでしょうか。不動産投資には、いろいろな考え方がありますし、人によって事情もさまざまですから「これが正解だ」という物件はありません。

たとえば3,000万円程度で購入が可能な都内のワンルームマンションを考えてみましょう。

東京の物件は、地方の物件と比較すると利回りが低くなりがちです。しかし、賃貸需要がコンスタントに発生しており、空室リスクは低い傾向にあります。ワンルームや1Kなど単身者向けの物件は、ファミリー向けの物件に比べると引っ越しが多く、安定性に欠けるイメージがあるかもしれませんが、需要が高く入居者は見つけやすいというメリットもあります。

また、東京の物件は地方に比べると高額になりますが、ファミリー向けとなるとより一層高額になってしまい、初心者の方が投資をするには負担が大きいかもしれません。予算のことから考えても3,000万円程度で購入可能な都内のワンルームや1Kの物件ならば現実的です。

こうした物件を購入した場合の収支状況を考えてみましょう。

仮に、2,300万円の物件を頭金250万円、ローン2,050万円(金利1.65%・35年ローン)で購入した場合、月々の返済は約6万4,000円です。不動産にかかる管理費や修繕積立金、管理委託料などの経費を月々1万5,000円とした場合、7万9,000円以上の家賃が得られる物件であれば、キャッシュフローはプラスになります。家賃を8万5,000円に設定すれば、利益は月々6,000円です。

ローンを完済すれば、家賃から管理費などの支出を除いた全額が自分の副収入となり、この例であれば、家賃8万5000円から管理費など1万5000円を差し引いた、約7万円の収入が毎月生まれることになります。

とはいえローン完済は35年も先の話ですので、そこまで古くなった物件に需要があるのか、家賃を下げなくても借り手がつくのか……などは頭に入れておいたほうが良さそうです。

それでは、ローン返済期間のキャッシュフローを黒字にして収益基盤を安定化させるために大切なことはなんでしょうか。なかには、「ローン返済期間が多少の赤字でも構わない」という方がいるかもしれません。しかし、「不動産投資の規模を拡大したい」と考えているのなら、キャッシュフローは常に黒字にしたいところです。

一番のポイントは、「家賃を高く設定できるかどうか」です。そのためには、物件の立地が重要ですし、設備や内装などにもこだわったほうがよいでしょう。ただ、「高級ならなんでもいい」というわけでもありません。入居者のニーズにマッチしているのかどうかの見極めが大切になります。また、頭金が多く用意できると、月々のローン返済額を低く設定できるのでキャッシュフローをプラスにするのに役立ちます。

できることなら、金利も低ければ低いほどいいわけで、金融機関との交渉が大切になります。

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最終更新:8/21(水) 12:00
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